金村義明氏６億超赤字札幌ドームに「見通し甘いって言われても仕方ない、こうなるの分かってた」

金村義明氏（2018年撮影）

野球評論家の金村義明氏（60）が27日、TOKYO MX「バラいろダンディ」（月～金曜午後9時）に生出演。23年度の決算で北海道・札幌ドームが想定の倍以上となる6億5000万円の最終赤字だったことについて言及した。

プロ野球日本ハムが北広島市の新本拠地「エスコンフィールド北海道」に移転した影響をモロに受けたとみられ、売上高も過去最低だった。番組では、株主総会後に同社の社長が「プロ野球をやらせてくれないのでね」「見通しが甘かったという指摘には抵抗がある」と発言したことも紹介した。

金村氏は「日本ハムの営業努力ってすごかった。ものすごく広告宣伝費も入るわけでしょ、そこで賃料がものすごくかかるんで、自分らで北広島に『エスコンフィールド』でやろうって。あの時のいざこざって中に入ってないから分からないですけど、見通し甘いって言われても仕方ないですよ。こうなるのは分かっていた」と語った。

さらに「北広島ってものすごい人気ですよ。輪厚のゴルフ場しかなかったものが。取材で行くと、すすきのから遠いんですよ。札幌ドームの方が利便性はいいですよ。ただ、北広島の方が人気出てますからね」と続けた。