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「いい加減な思いで出馬する連中が不愉快」自民党東京都連・深谷氏 都知事選立候補者に喝 !

日刊スポーツ / 2024年6月28日 9時18分

東京都知事選

元通産大臣で自民党東京都連最高顧問の深谷隆司氏(88)が、27日までに自身のブログ「深谷隆司の言いたい放題」を更新。東京都知事選に過去最多の56人も立候補した件に、「当選するはずもないのに、こんなに多く出馬することは、むしろ都政軽視で愉快ではない」とつづった。

深谷氏は東京都が現在抱える問題を挙げた上で、「東京は欧州諸国一国分の人口・経済規模を誇る首都だが、少子高齢化など衰退の道をたどりつつある。首都直下地震などに加え、不安定な国際情勢への対応など喫緊の課題が山積しているのだから、よほどの人材でなければとても対応できない。こうした状況に本格的に対応できるような人材が居るかと目を凝らすが、あまり見当たらないというのが率直な感想である。売名か何か知らないが、いい加減な思いで出馬する連中が不愉快である」と重ねた。

自民党は今回、3選を目指す小池百合子都知事支持に回った。ただ、小池氏側の希望で、水面下のサポートにとどめるという。これにも、「都民は全て承知なのだから、つまらぬ対応など意味がない。堂々と小池氏を応援し、勝たせて『自民党の考える都政』を実現させればよいことである」と私見を述べた。

また、出陣式に自民党を含む国会議員は姿を現さなかった。「こうした表向きの配慮は、むしろ都民を軽視しているとさえ私には思える。小池氏も自民党の支持を受けるのだから、国会議員にも出席を要請して、『責任の所在』を明確にすることが大事ではないか」と続けた。

小池都知事は、「この8年間で東京は確実に進化している。この間に164の政策目標の内90・3%を推進した」と公言した。これにも、「さてそこまで立派であったか・・・、もうすこし謙虚な姿勢が欲しいと思ったのは私一人ではないと思った」とした。

自民党は最近の地方選挙で敗戦続きだった。今月16日投開票の沖縄県議選では、公明党などと合わせて過半数を制した。「これを機会に、首都決戦でも勝者側に回ることによって、次期衆参の選挙に向けて流れを変えていかなければならない」と述べた。そのうえで、「28日告示の9都議補選では3選挙区で小池氏率いる『都民ファーストの会』と自民党の候補がぶつかる。これは難しい状況だと言う人がいるが、そんなことはない。わが党は自民党候補者に全力を挙げて全員当選させる、これしかない。自民党は政権政党で、どの党よりお国の為に働ける党だと、もっと誇りと自信を持つことが大事だと私は思っている」と結んだ。

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