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坂上忍、都知事選ポスター掲示板問題でもの申す「悪さする人の方が法律より先に行っちゃう」

日刊スポーツ / 2024年6月30日 11時51分

坂上忍(2024年5月撮影)

タレント坂上忍(57)は30日に放送されたフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に出演し、東京都知事選(7月7日)で混乱を引き起こしているポスター掲示板問題についてコメントした。

今回の都知事選をめぐっては、56人の立候補者中24人を擁立した政治団体が、24人分の枠に同一のポスターをはって「ジャック」。寄付を伴っており、事実上、ポスター掲示の権利を売買した形になっているが、現在の公職選挙法には抵触しないため、公選法改正を求める声も出ている。

ジャックされた掲示板のスペースには候補者とは無関係のデザインのポスターがはられ、動物などの絵柄も確認されている。

坂上は「今(住んでいるのは)千葉です。だから都知事選は関係ないです」と、有権者ではないと明かした上で「ワンちゃんのポスター見た時は『投票しなきゃ』と思いました。『だれに投票すりゃいいんだよ。だったらワンちゃんの方がよっぽどましか』という考えもあるでしょう」とジョークも口に。

MCの東野幸治は「それは個人の自由なので、僕らは何ともいいませんが…」とフォローした。

一方で、坂上は「ただ、こういうのって、法律は完璧ではないので、悪さをする人が先に行っちゃう。それを後追いでどうにかしていきましょうと(法律を)整備をしていくわけで、こういうのは起こるべくして起こったのかなとは思う」と持論を述べた。

「これを、すごいところに目をつけたなと取るのか、モラルもへったくれもねえんだな、となったら、やっぱり立候補するハードルはもうちょっと上げないと、という声も出てくるのではないか」とも指摘。

現在は300万円の供託金を納めるなど一定の条件を満たせば選挙への立候補は可能だが、坂上は「得票数が(有効投票総数の)10分の1以下なら(300万円は)戻ってこないが、せめて10分の1くらい票を取れる人が立候補しましょうという考えに近づけていかないと、こんなことは起こっちゃう」とも指摘し、制度改革を提案。

「資本力がない人も、自分の考えを公のところでという(意見がある)のは分かるけど、じゃあ、ヌードの(ポスターの)人とか、いいの?」とも訴えた。

一方、タレントのいとうあさこ(54)はポスター掲示板について「うちの近所では、24人分のところが空いていて、何もはっていない。センター部分の10枚くらいがはられているだけで(他のスペースは)空いているのに、(届け出順が49番以降は)クリアファイルをつけるんだとか、すごい気持ちが悪い」と指摘。「これまでは言わなくてもみんな分かっていたから(公選法の)ルールはなかったんでしょうが、もう言わないと分かんねえんだ、と思っちゃう」と、今回の掲示板をめぐる混乱について語った。

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