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ケツメイシ12度目の全国ツアー「もう一度紅白目指すのか」アンタ柴田英嗣監修本格コントも披露

日刊スポーツ / 2024年6月30日 18時30分

全国ツアー「あっちこっちでマリアッチ♪」横浜アリーナ公演を開催したケツメイシ。左からRYOJI、DJ KOHNO、RYO、大蔵

ラップグループ、ケツメイシが30日、全国ツアー「あっちこっちでマリアッチ♪」横浜アリーナ公演を開催した。3月の静岡公演からスタートした、メジャーデビューから12度目となる全国ツアー。全国12会場21公演を行う。

リーダーの大蔵(48)が「横浜アリーナ元気ですかー!」と呼びかけると、1・2万人の歓声がこだました。「横浜にはホーム感があって、小さいクラブでライブをしたりたくさんのバーにお世話になりました」と回想。「あれから20数年、今では横浜アリーナ2days満員。本当にありがとうございます!」と感謝した。

ツアーのテーマは「メキシコ」で、現地の公用語であるスペイン語でのコールアンドレスポンスにも挑戦。メキシコ風にアレンジされた楽曲やステージセットも披露した。

ツアーの定番となっている“コント”パートでは、メンバーがマリアッチ(メキシコ音楽を演奏する楽団の総称)の服装で登場。交流のあるアンタッチャブル柴田英嗣が脚本と監修を手がけた本格コントでファンを楽しませた。

RYO(51)は「歌手のはずなのにコントのお稽古の方が多い。ケツメイシはどこに向かっているのか」と苦笑い。「もう1度みんなで曲を作って、あの紅白の舞台を目指すのか」と話し、大歓声を浴びた。大蔵を見やり「一番重要な場面でよく歌詞飛ばしてくれたよな…」と、初出場した21年の紅白でのハプニングをイジり、笑いを誘った。

「友よ~この先もずっと…」「LOVE LOVE Summer」など、アンコール含め全22曲を披露。大蔵は「すてきな景色を見せてもらって、本当に幸せ者です。ライブ最高じゃないですか、やめられませんね」と満面の笑みを浮かべた。「(再来年に迎える)節目の25周年に向けて頑張っていきたいと思います!」と意気込み、恒例の一本締めで幕を閉じた。【玉利朱音】

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