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乃木坂46岩本蓮加、女子高生役で連ドラ初主演「なんで蓮加ちゃんってこんなに暗めの役?」

日刊スポーツ / 2024年7月1日 5時0分

カンテレのドラマ「そんな家族なら捨てちゃえば?」で連続ドラマ初出演する乃木坂46岩本蓮加(C)カンテレ

乃木坂46岩本蓮加(20)が18日スタートのカンテレのドラマ「そんな家族なら捨てちゃえば?」(木曜深夜0時25分=関西ローカル、DMM TVで独占見放題配信)で連続ドラマ初主演することが6月30日、分かった。

原作は芳文社のwebサイト「コミックトレイル」で村山渉氏が連載中の同名コミックス。岩本は物心ついたころから険悪な雰囲気の家庭で育ち、学校では周囲から浮いている内気な女子高校生、篠谷一花を演じる。妻子から無視され、家庭内で孤立している父親役の竹財輝之助(44)とのダブル主演となる。

オファー前にすでに原作を読んでいたという岩本は「最初に主演のお話をいただいた時は、不安もありました。演技の経験が多いわけではないですし、主演となると覚えるセリフやシーンも多いので“大丈夫かな”と。でもすごく明るい現場で、楽しんで撮影しています。やわらかくいろんな表情をする一花をお届けできたらいいなと思います」と意気込みを語った。

役作りについて「高校生という思春期に、一花は家族の問題に直面します。少しの変化が大きな刺激になってしまう繊細な部分や、同級生の光と出会って一緒にクイズ形式で謎を解いていく、つらいけどちょっと楽しんでもいるところが表現できたらいいなと思っています」と真剣な思いを口にした。

これまでの役柄を振り返りながら「過去にもちょっとひねくれた、だけどその中にかわいい部分がある子の役をやってきたのですが、今回はその色がより濃く出る役です。『よくある学園ドラマ』の役をやらない私を見てきたファンの方は『なんで蓮加ちゃんってこんなに暗めの役をやるんだろう?』と思うはずです(笑い)」とコメントした。

これまでの学生生活にも触れ「私も明るいようでいて、学校生活に悩んだ時期があったので、少なからず自分に重なる部分もあります。『難しいシーンも共感しながらやってるのかな』とか、いろんな視点で新しい私を見ていただきたいです」と話した。

最後に「家族の問題で苦しんでいる方も、共感できたり、前向きな気持ちになったり、いろんな感情になるドラマになっていると思います。笑えるようなシーンもあり、クイズ形式で謎を解いていくので、どういう展開になっていくのか楽しみながら見ていただけたらうれしいです」と笑顔で呼びかけた。

竹財は、最初に台本を読んだときの心境を振り返り「ラストシーンを読んで『これオンエアできるの? 大丈夫? って聞きました(笑い)』。カオスです。お芝居としては面白いなと思いましたが、それ以上にまともな人が1人もいないので大変だな、と。令太郎は大したことないです。周りの女性陣が大変、というのが率直な感想です」とコメントした。

脚本は「サンクチュアリ-聖域-」(Netflix)を手がけたヒットメーカーの金沢知樹氏。ドラマでは、金沢氏によるオリジナルストーリーを多数盛り込んで展開していく。

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