沖縄アクターズスクール創業者マキノ正幸さん死去、83歳 安室奈美恵さん、DA PUMPら輩出

沖縄アクターズスクールのマキノ正幸代表（2013年2月撮影）

「沖縄アクターズスクール」の創業者のマキノ正幸（牧野正幸＝まきの・まさゆき）さんが、6月28日に敗血症性ショックで死去した。83歳だった。1日、同スクールの公式ホームページで発表された。

マキノさんは、安室奈美恵さんや、DA PUMPやSPEED、MAXらを輩出したことで知られる。

公式ホームページの発表では「マキノ正幸死去のお知らせ」として「沖縄アクターズスクール創業者のマキノ正幸がかねてより病気療養中のところ、令和6年6月28日、享年83歳にて敗血症性ショックにより永眠いたしました」と報告。「尚、この度の葬儀に関しましては故人ならびに家族の意思によって、家族のみで執り行いました」としている。

マキノさんは、映画監督のマキノ雅弘さんと、女優轟夕起子の間に生まれ、1983年（昭58）に、同スクールを開校。娘で、現在振付師のアンナさんらの「SUPER MONKEY’S」や、SPEED、知念里奈、三浦大知らのFolder（Folder5）、山田優らを次々と輩出した。

一時はタレント育成から離れたが、22年には沖縄本土復帰50周年を記念した「沖縄アクターズスクール大復活祭」が沖縄県内で開催され、DA PUMPら7組79人が出演。マキノさんも会場を訪れており、MAXのNANAも取材で、マキノさんとの再会に「想像以上に感極まっちゃって…。泣いちゃいました」と明かしていた。