「自分勝手で奔放でめちゃくちゃな人でしたw」牧野アンナさん、父マキノ正幸さんの思い出語る

マキノ正幸さんと牧野アンナさん（1998年4月撮影）

振付師の牧野アンナさん（52）が1日、インスタグラムを更新。同日、敗血症性ショックで亡くなったことが発表された「沖縄アクターズスクール」の創業者で父のマキノ正幸さんをしのんだ。

牧野さんは「沖縄アクターズスクール創設者である父、マキノ正幸が6月28日に83歳をもって永眠致しました　ここに生前のご厚誼を感謝し、謹んでご通知申し上げます。葬儀につきましては家族のみにて執り行いました事をご報告申し上げます。・故人の意向により告別式、お別れの会などは行いません。また香典、供花、供物などのご厚意は辞退させて頂くこととなりました」とマキノさんの訃報を告げた。

続けて「父は私の師であり、道しるべでした。自分勝手で奔放でめちゃくちゃな人でしたw　長きに渡り絶縁状態にありましたが、私にアクターズスピリッツを叩き込んでくれた事、、そしてたくさんの素晴らしい出会いと仲間をもたらしてくれた沖縄アクターズスクールを創り、遺してくれた事には感謝してもしきれません。デビューを目指した10代、指導者として叩き上げられた20代…父の下で必死に学んだ日々は揺るぎない糧となりました。父が亡くなるまでの3年半、喧嘩しながらもまた笑い合える時間を持てた事を嬉しく思ってます」と生前の思い出を語り「亡くなる3ヶ月前に父から『お前にアクターズを継がせて良かった』と言う言葉をもらいました。(父は毎週OTVアクターズTUNE！を見て状況を把握してくれてました)その言葉は永遠に私の中で誇りとして残ります」とマキノさんの言葉を誇った。

「あなたが人生を懸けて築きあげた沖縄アクターズスクールからたくさんの子供達がそのスピリッツを胸にそれぞれの見つけた場所で輝き、頑張ってます。これからもしっかりと守り繋いでいきます。おつかれさまでした！」と宣言した。

牧野さんはかつて、安室奈美恵さんらとともに「SUPER MONKEY's（スーパーモンキーズ）」でデビュー。現在は振付師としても活躍し、同スクールでも指導にあたっている。