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藤井聡太棋聖、第3局前の髪の毛カットは「おまかせ」 史上最年少で自身初「永世称号」一夜明け

日刊スポーツ / 2024年7月2日 10時38分

史上最年少で自身初の「永世称号」の資格を得て、一夜明け会見で喜びを語る藤井聡太棋聖(撮影・松浦隆司)

将棋のヒューリック杯第95期棋聖戦5番勝負で棋聖5連覇を達成し、棋聖通算5期獲得により、史上最年少で自身初の「永世称号」の資格を得た藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将=21)が2日、第3局が行われた名古屋市「亀岳林 万松寺」で一夜明けの心境を語った。

藤井は和装から一転、ネクタイにスーツ姿で登場した。昨夜は午前12時半ごろに就寝し、午前7時半ごろに起きた。「とくに寝付けないことはなく、普段通り眠ることができた」と話した。師匠の杉本昌隆八段(55)からは「おめでとう」メールが届いた。

偉業達成に「実感はわかない」としたが、「初めて獲得した棋聖のタイトルで永世称号を獲得することができてうれしい」。20年に17歳11カ月の史上最年少でタイトルを獲得した棋戦が棋聖だった。

これまでは最年少記録は、1971年、中原誠16世名人(76)が永世棋聖を獲得した時の23歳11カ月で、藤井の21歳11カ月での獲得は53年ぶりに更新した。

今後の目標について「引き続き実力を高めていきたい。永世称号を獲得された方と同じように長期間にわたって活躍できればと考えています」と語った。

6月20日の叡王戦第5局で同学年の伊藤匠(たくみ)七段に敗れ、8冠陥落後、初の対局で再スタートを切った。棋聖戦第3局の前には心機一転? 髪の毛を切った。

髪の毛のこだわり? タイミングについて「こだわりはまったくなく、いつもおまかせです。タイミングは少し髪が伸びてきて、目にかかるぐらいになったら切りに行こうかなというペースです」と笑った。

7月6日からは渡辺明九段が挑戦者となる第65期王位戦7番勝負が開幕する。永世王位(連続5期または通算10期)がかかるシリーズとなる。

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