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主演で監督の結城貴史「超感無量」4年がかり日本公開喜ぶ 尾野真千子も「長かったね」

日刊スポーツ / 2024年7月4日 5時30分

日本、フィリピン合作映画「DitO(ディト)」完成披露上映会に登壇した、左から主演・監督の結城貴史、田辺桃子、尾野真千子、寺地拳四朗(撮影・村上幸将)

日本、フィリピン合作映画「DitO(ディト)」(26日公開)完成披露上映会が3日、都内で行われた。

主演の結城貴史(48)は監督デビューを果たした。俳優として20年来の付き合いがあり、妻役で初共演した尾野真千子(42)と、10代の頃から現場で知り合い、娘を演じた田辺桃子(24)とともに、日本で公開できる喜びを分かち合った。

「DitO」は、17年に別の企画でフィリピンに滞在した結城が、現地の若いボクサーに感銘を受け、日本に妻子を残した40代ボクサーの企画を着想。20年1月にフィリピンで撮影も、コロナ禍による中断を経て22年9月に撮り終えた。結城が「時間がかかったんで超感無量」と言えば、尾野も「長かったね。川にぶち込まれ、兄妹のように全部見せた仲の結城が命を懸けて撮った」とうなずいた。この日は、結城と親交のあるプロボクシングWBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(32=BMB)も祝福に駆けつけた。

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