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【将棋】西山朋佳女流3冠「編入試験」への意気込みXにつづる「力こぶ絵文字」投稿にエール続々

日刊スポーツ / 2024年7月4日 18時23分

西山朋佳女流3冠(2023年10月14日撮影)

将棋の西山朋佳女流3冠(29)が4日、X(旧ツイッター)を更新。プロ棋士編入試験の資格を保有し、意気込みをつづった。

「編入試験の資格を得ることができました。試験を受けられることが、とても嬉しいです。応援していただけると幸いです」と書き出し「自分の持ち味を活かせるよう頑張ります」と記述。最後に「力こぶ」の絵文字を添えた。

西山の投稿に対し、数々のエールが届いた。「いのないよう、全力で挑戦して下さい 全力で応援します ご武運お祈りいたします」「応援しますし、結果も大事ですが何よりも西山さんらしい攻めを見たいです。頑張ってください」「まずはおめでとうございます。しっかり準備して臨んでください。期待しております!」「西山さんの普段の力を発揮できれば、合格できると思います。がんばってください」などのコメントが寄せられた。

西山はこの日、東京都渋谷区の将棋会館で指された朝日杯オープン戦1次予選で阿部光瑠七段(29)を撃破。プロ棋士相手の直近の公式戦成績を13勝7敗とし、プロ棋士編入試験を受けるのに必要な「最近の公式戦で10勝以上、かつ勝率6割5分以上」の条件を満たし、受験資格を得た。女性で受験資格を得たのは福間香奈女流5冠(32)に続き2人目。

午後2時から同1次予選2回戦で佐々木大地七段と対戦。119手で敗れた。終局後、取材に応じた西山は受験するかどうかについて「はい」と即答。「受験をさせていただこうと思います」と強い決意を示した。受験資格を得た午前の阿部戦後に日本将棋連盟に受験の意向を伝えたという。1カ月以内に正式書類を提出することになる。

若手棋士5人が「試験官」を務める棋士編入試験5番勝負に挑み、3勝すれば合格となる。

資格獲得には「目の前の一局一局をしっかりと指そうという意識だった」と振り返った。即断には「積極的な選択をしようかなと思った」と話した。

将棋界の女流棋士はプロ棋士とは別制度で、長い歴史の中で棋士になれた女性は現在までいない。

西山が3勝すれば合格となり、史上初の「女性棋士」が誕生する。

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