ケンドーコバヤシ「桃色探訪」“例のプール”で撮影、斜め全面ガラスからの直射日光「死ぬかと」

CSチャンネル「映画・チャンネルNECO」の主演ドラマ「桃色探訪～伝説の風俗～」の東京・神田編に出演する主演のケンドーコバヤシ

ケンドーコバヤシ（ケンコバ＝52）主演のCSチャンネル「映画・チャンネルNECO」の人気ドラマシリーズ「桃色探訪～伝説の風俗～」の第15弾、東京・神田編と同16弾の池袋北口編が7月27日から2週連続放送される。

ケンコバ演じる主人公のサラリーマン、梶山恒夫が己の勘と経験を頼りに極上の風俗を追い求める物語で、全話で実在の店舗をめぐる。このほど取材に応じ、今回の2作の見どころを語った。

神田編の舞台はOL系ファッションヘルス「セクシーキャット」。かつて梶山がひそかに想いを寄せていた同期社員・君島をふと思い出し、店舗へと赴く。相手役となるのはセクシー女優美乃すずめ。受け身に回る役柄にケンコバは「美乃さんのキャラクターにすごく合っていましたね」と振り返り「神田は東京の人に聞くとお坊ちゃんの街だと聞きますね。江戸のころからそうなんだと。あんまり来たことがないです。僕は（都内の）城南地区を荒らしているので、神田に来るならそれなりの人にあいさつしないとね」と笑いを誘った。

毎度恒例のゲスト芸人は昨年のM－1グランプリで初の決勝進出を果たしたシシガシラが登場する。ケンコバは「M－1で松本（人志）さんにハゲネタ以外も見てみたいと言われてましたけど、今日もハゲネタしてましたね」と明かし「現場にあの衣装じゃなくてTシャツ、デニムに野球帽で来たから、うっすらスタッフ気づいてなかったでしょ」とイジり倒した。

第16弾の池袋北口店では星乃莉子を相手役に“水泳プレイ”に興じる。プールでの妄想シーンもあり、都内にある、一部ファンにはおなじみの「“例のプール”での撮影があった」と明かした。「ここで撮影している方たちは大変だなと思いました」と振り返り「わかると思いますけど、屋根が斜めの全面ガラスで太陽光がめちゃくちゃ入るところで、とにかく直射日光が強くて暑い。僕は猛暑日の撮影だったので死ぬかと思いました（笑い）」と笑わせた。

また、その“例のプール”の場所にも驚き「正直ビビりました。ハウススタジオ内のプールなんですけど、実はそのスタジオの別の部屋で今まで何度もテレビ番組の撮影をしてたんです。まさか例のプールの真下だったとは」と語った。同スタジオの下には劇場もあるといい「そこにも何度か出ていたという。そこって若手が出る劇場なんですけどね。『今、もしかしたら上で…』なんて思ったら、色めき立ってネタができなくなるので、場所は内緒にしといたほうがいいなって思いました」と話した。

撮影合間には水泳が得意な星乃と実際に泳いでいたといい、「星乃さんにフォームを褒められました。小学生の時に4校対抗戦の選手に選ばれたことも思い出しましたね」とうれしそうに振り返っていた。

池袋北口編ではインディアンスがゲスト出演。田渕章裕が路上で女性のお尻を揉みしだくシーンもあり、ケンコバは「結構ガッツリ揉んでいましたね。でも田渕のさらりとした感じはすごいなと思いました。全然いやらしい感じを出さず、こいつすごいやつやなと思いましたね」とややジェラシーもにじませつつ振り返っていた。

神田編は7月27日深夜0時、池袋北口編は8月3日午後11時20分から放送する。【松尾幸之介】