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【宝塚】雪組トップ彩風咲奈 最後はあこがれ「ベルばら」退団公演開幕 パレード異例客席おりも

日刊スポーツ / 2024年7月6日 16時30分

退団公演で「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」に臨んだ雪組トップ彩風咲奈(右)と、マリー・アントワネットにふんしたトップ娘役夢白あや(撮影・村上久美子)

宝塚歌劇団雪組トップ彩風咲奈のサヨナラ公演「宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-」が6日、兵庫・宝塚大劇場で幕を開けた。74年の初演以来、「ベルばら」50周年イヤー。10年ぶり上演の名作で、彩風は、スウェーデンの貴族フェルゼンにふんした。パレードでは異例の客席おりも行われ、ファンがわいた。

宝塚歌劇110周年、50周年「ベルばら」は累計観客動員500万人を超える代表作のひとつ。フランス革命を舞台にした池田理代子氏の名作をもとにした「ベルばら」にあこがれて、宝塚の舞台を目指した彩風。男役として最後に臨んだのが、フランス王妃マリー・アントワネットとの許されざる恋に落ちるフェルゼンだった。

植田紳爾氏の脚本・演出で、今回は演出に谷正純氏が加わり、初代オスカル榛名由梨らもスタッフに入り、前日5日の通し舞台稽古にも先輩らの姿が客席にあった。重ねられる再演も、毎回、新たな演出が試みられており、今回も新曲「セラビ・アデュー」が取り入れられるなど、新趣向が凝らされた。

「私の中にあなたは生き続ける」-。宝塚最後の舞台となる彩風の心情と重なる歌詞で、サヨナラ色も反映された。

フィナーレも斬新だった。下級生によるロケット(ラインダンス)の場面では、大階段から彩風が羽根を背負っておりた。ショーのない芝居1本物ではフィナーレで羽根を背負わないことが多く、演出の中で最後の大羽根姿を披露した。

次期トップに決まった朝美絢、トップ娘役夢白あやの“次期”コンビを従えて、彩風が踊る場面もあった。最後の大階段では、舞台上から全員がはけ、彩風が1人おり、他のメンバーは客席に散らばった。

前日の通し舞台稽古では、彩風が感極まって涙する場面もあった。

宝塚大劇場では8月11日まで。東京宝塚劇場では8月31日~10月13日。彩風は東京千秋楽をもって、劇団を卒業する。

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