ベーシスト寺沢功一デビュー40周年ソロライブツアーで明かした マル秘 裏話は！？

「ベース1本一人旅デビュー40周年ソロライブツアー」を行った寺沢功一

元BLIZARDのベーシスト寺沢功一（61）が6日、都内で、「ベース1本一人旅デビュー40周年ソロライブツアー～Birthday Month Tour 2024～」を行った。

同ライブは、これまでに寺沢がレコーディングしてきた数々の名曲の中からのえりすぐりを届けるもの。特に5日に誕生日を迎えた7月を誕生月間とし、計6本のライブが予定されている。

冒頭、「ベースのソロライブって珍しいと思うけど、このライブではベースの音量を大きめにして、普段こんなことをしているんだというのを感じてください」とアピールした。

1曲目にはデビューバンドBLIZARDの「AGAIN」を演奏。同曲は2代目ボーカリスト水野松也時代の曲だが、初代ボーカリスト下村成二郎脱退の際、「B'zの稲葉くんが加入する可能性もあった」と明かした。「所属していた事務所がボーカルスクールをやっていて、そこにいたのが稲葉くんだった」とし、「次のボーカルにとマネジャーに話したら、松本さんに持って行かれましたって」と話した。「BLIZRADに稲葉くんが入っていたら、自分は今ここに居なかったかもしれない」とし、「こうして皆と一緒の時間を過ごせないからね」と話すと、会場から大きな拍手が起こった。

ライブは2部制で開催。1部は野村義男らと活動するRIDER CHIPSの曲が主体、2部はヘビーメタル色を強めNOB、SLY、現在進行形のPunishなどを披露し、最後はB'z「ギリギリCHOP」で締めた。腹の底にズンズンと響く重低音の全13曲で、集まったファンを魅了した。

寺沢は1984年（昭59）にBLIZARDのベーシストとしてデビュー。1994年（平6）にはLOUDNESSを脱退したドラマー、故樋口宗孝さんに誘われSLYに参加。2000年（平12）年にRIDER CHIPSを結成。現在は、RIDER CHIOPSに加え、EARTHSHAKERギタリスト“シャラ”こと石原慎一郎、元NOVELAドラム西田竜一らとのバンドPunishでも活動中。