Kis－My－Ft2「キスマイでドームに立ち続けたい」東京ドーム最終日公演 ５万５千人熱狂

パフォーマンスするKis－My－Ft2。左から宮田俊哉、二階堂高嗣、横尾渉、藤ヶ谷太輔、千賀健永、玉森裕太（撮影・鈴木みどり）

Kis－My－Ft2が7日、2年ぶりのドームツアーの東京ドーム最終日公演を行った。七夕の夜に35曲を披露し、5万5000人を熱狂させた。メンバーたちは舞台裏でそれぞれの願いを短冊にしたため、「キスマイでドームに立ち続けたい」と宣言した。

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火柱や火花が上がるステージで、14人のダンサーとともにメンバー6人が歌い、踊った。藤ケ谷太輔（37）がクールなポーズを力強く決め、会場を沸かせた。千賀健永（33）は「東京ラストステージだ！　今までで一番盛り上がる準備できてますか？」と尋ね、宮田俊哉（35）も「東京ラストだぞ！　騒げるか？　最高の思い出作ろう！！」と叫び、大歓声を浴びた。

ライブではファイアボールや炎など、ド派手に3000発の「特効」を使った楽曲も。中心になって演出を手がけた二階堂高嗣（33）は「ちょっとした花火大会です」とニヤリ。高さ17メートルまで上昇するスーパークレーンに乗るシーンもあり「スタンド一番上のファンの方と目線、ほぼ同じです。6人で話し合って、よりファンの方の近くに行こうと決めました」と説明した。上空で、高所恐怖症の二階堂に玉森裕太（34）が近づいてからかう一幕もあり、笑いを誘っていた。

最新アルバム「Synopsis」を引っ提げた2年ぶりのドームツアーは6月8、9日の京セラドーム大阪公演に始まり、東京ドームを経て9月7、8日のバンテリンドームナゴヤ公演まで、3カ所7公演で合計33・5万人を動員予定。横尾渉（38）は「ファンの皆さんの声が、より僕らに届いてると感じます」と感謝。宮田も「年々ファンの皆さんとの絆が深くなっていて、今回のドームでさらに更新していると思います」と胸を張った。

この日は七夕。メンバーたちは舞台裏で短冊に願いを書いたという。二階堂が「6人の願いで、これからもドームに立ち続けたい、って書きました」と明かすと、千賀も「僕も全く同じで、キスマイとしてドームに立ち続けられるように」とほほ笑んだ。藤ケ谷は「メンバーの願いが、全てかないますように！！」と笑顔でまとめた。

昨年8月に北山宏光（38）がグループから卒業、退所し、6人体制となって初の東京ドーム公演も完走。進化するエンターテインメントでファンを魅了した。8月10日にはデビュー13周年を迎える。ステージで二階堂は「これからもキスマイのライブ来たいですか？　皆さんの声と僕たちの頑張りがあれば、きっとライブは毎年できます。よろしくお願いします！」とあいさつし、拍手を浴びた。【横山慧】