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中山麻聖、TBS「笑うマトリョーシカ」で大臣政策秘書役「人斬り以蔵を演じてみたい」

日刊スポーツ / 2024年7月8日 5時0分

TBS連続ドラマ「笑うマトリョーシカ」に出演する中山麻聖

俳優中山麻聖(35)が、放送中のTBS系連続ドラマ「笑うマトリョーシカ」(金曜午後10時)で、初の政治家秘書役を演じている。

「笑う-」は作家早見和真氏(46)の同名小説が原作。主演の水川あさみ(40)演じる新聞記者・道上香苗が、櫻井翔(42)演じる若き厚生労働大臣・清家一郎と、玉山鉄二(44)演じる秘書・鈴木俊哉の闇を暴こうとする政治サスペンス。中山は清家と鈴木と同じ高校の後輩で、清家の政策担当秘書の坂本一紀役。清家は坂本を通じて道上に連絡を取っていたが、今後の取材を拒否する。

中山は、坂本役について「東京に出てきて政治秘書を目指していたところを、清家大臣に認めていただいて私設秘書として雇っていただきました。その間に政策秘書の資格を取りました。水川さんは、記者役として大臣のところによく訪ねて来られるんです。僕も秘書として、あまり接触してほしくはないというところがある。大臣が上に進むにつれ、障害になるかもしれないと思っています。水川さんには『坂本ちゃん、声いいね』って言っていただけました(笑い)。サバサバしてて、お話ししていて、本当に楽しいですね」。

玉山が演じる先輩秘書は、闇を抱える。「玉山さんは、役の鈴木俊哉でいる時間が結構長いという印象があります。普段は笑顔で答えていただけるんですけど、結構寡黙で。ずっとお芝居のことを考えていらっしゃる。鈴木は自分の理想に向かって、清家をどう動かそうか、欲というか業というものが、見え隠れする」。

櫻井演じる清家大臣は、何者かに操られている影を感じさせる。「フランクで前途有望な若手の政治家。親しみやすい笑顔は、櫻井さんそのものなんですけどね。でも、裏を感じさせるんです。櫻井さんは、オフの時は気軽に声をかけてくれます」。

政治家の秘書を演じることで、ニュースの見方が変わった。「これまでも普通にニュースを見てはいたんですけど、この作品に関わる様になってから、より深く、いろいろなところで目にして考えるようになりました」と話している。

今年暮れには36歳になる年男。「最近、ホッとしているのは、逮捕されないこと。DVしたり、いろいろと捕まる役をやって来たので(笑い)。演じてみたいと思うのは、時代劇の武士。大河ドラマ『軍師官兵衛』で織田信孝をやらせていただいているんですけど、身分が高くて刀を抜くことはなかった。殺陣を勉強しているので、立ち回りをやりたいですね」。

幕末の土佐藩の郷士で「人斬り以蔵」と呼ばれた岡田以蔵を演じたいという。「いわゆる武士とは、ちょっと違うかもしれない。新撰組や維新の時代を生きた人。最初は残忍なイメージがあった。だけど、なぜ彼はそうなってしまったのかというところを、もっと掘り下げたら、きっとそのイメージが覆ると思っています」。

新たな挑戦も続けている。「10月に東京・下北沢で朗読劇をやるんですけど、初めて演出にも挑戦します。今までも出演はしているんですけど、3本のうちの1本で演出もやろうと思っています。その経験が朗読劇を演じること、そして俳優の仕事にどんなプラスをもたらしてくれるか楽しみですね」と話している。【小谷野俊哉】

◆中山麻聖(なかやま・ませい)1988年(昭63)12月25日、東京都生まれ。父は俳優三田村邦彦、母は元女優中山麻理さんの三男。タレント中山エミリ、英玲奈姉妹はいとこ。04年(平16)映画「機関車先生」で俳優デビュー。05年テレ朝系ドラマ「仮面ライダー響鬼」。06年ミュージカル「テニスの王子様」。12年映画「アノソラノアオ」主演。14年テレ東系「牙狼〈GARO〉-魔戒ノ花-」主演。19年(令元)映画「轢き逃げ 最高の最悪な日」主演。趣味は座禅、ピラティス、中国ゴマ、アニマルバルーン。特技は殺陣、剣道初段。身長182センチ、60キロ。血液型B。

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