【都知事選】小池百合子知事「それぞれの候補者皆さん、特徴を生かしながら闘われた」／一問一答

東京都知事選　東京都知事選挙で3期目の当選を果たし、インタビューに答える小池百合子氏（撮影・千葉一成）

任期満了に伴う東京都知事選は7日、投開票され、現職の小池百合子知事（71）が、蓮舫前参院議員（56）や前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏（41）ら55人をやぶり3選を果たした。投票締め切り後はNHKの番組に出演し、インタビューに応じた。以下一問一答。

－選挙戦を振り返って

2期8年にわたって政策目標の約9割は達成、そしてまた推進をしてまいりました。実際にそのことをお感じいただいているからこそ、今回の私への投票につながったものと確信をいたしております。都民の皆様方からは「東京大改革」、もっと改革を進めるようにという促しの点でも今回の投票につながっているのではないかと考えております。都市は生き物でございます。そしてまたそこで暮らす皆さま方もいろんなライフステージを経験されるわけでございます。そういった点でこれからも切れ目なく、また災害についても、一気に複合的な発生も考えられるわけでございます。そういった政策をAI百合子からもまたリアルゆり子は街頭演説などでお伝えをした。これらが私の今回の戦いでございました。それぞれの候補者の皆さん、特徴を生かしながら闘われたことと思います。

－重要な政策の1つとして子育て支援を挙げている。過去2期8年でも取り組んできたが、どんな点が十分ではなかったと受け止めているのか。また今後の4年でどう改善していこうと考えているのか

これまで保育料の無償化ということにつきましては第2子までを対象にしてまいりました。これを今回3期目に挑戦するにあたりまして第1子まで拡大をするという点をお伝えをしました。この拡大の予算でございますが、それを納税者の皆さま方にしっかりと有効に使っているということを確認していただきつつ、これまで進めてきた政策で時代によって変化しなければならない予算もございます。これらにいったん終わりの時期を設けていくということで、予算を取り組んでいきたいなと、確認をしていくということで進めてまいりました。子育てについてもまた教育についても、しっかりと東京都の予算をやりくりをしながらそしてこの8年間で8100億円の予算を見直し、そして将来への予算付けに生かしてきました。これからも子育て、チルドレンファーストを深め、かつ広げてまいります。

－自民支持層の60％台半ば公明支持層の80％余りが小池さんに投票したと回答している。今回の支援を小池さんとしては今後どう考えているのか。国政制度に対して支援することはあるのか

1期目も2期目も私はまさに都民の皆様方のご推薦によって勝利を収めさせていただいたと思っております。これからも保守の方々のお声、また労働実際に働いている方々のお声などもしっかりと聞きながら都民にとって暮らしやすい東京、そしてまた災害に対しても安心できる東京にしていきたいと思っております。国政はそれぞれお考えになることだと思います。

－第1子の保育料無償化は具体的にいつから始めるのか

総合的な対策として練っていく必要がありますので、これからのさまざまな予算審議などに備えて総合的に計画を練っていきたいと思います。