上沼恵美子、３選小池百合子氏ホメ殺し？昔「いやな人」も今は「安心感と貫禄」「ええもの見た」

上沼恵美子（2019年11月撮影）

タレント上沼恵美子（69）が8日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」に復帰。前週1日は低気圧頭痛で休演したものの天気の回復とともに“舌好調”ぶりも復活した。前日7日に投開票された東京都知事選で、3選を果たした小池百合子知事（71）にも言及し、ベタボメした。

「昨日、小池さん圧勝でしたね。20時なってすぐ当確。はやない？　驚いたわ。あとの人やってられへん。石丸さんいう人が健闘しましたね。で、蓮舫さんが3位ですか」

都知事選の結果に触れ、小池氏が3期目当選を遂げた事務所での第一声、あいさつの話題を進めた。

「事務所に入ってきてね。うまいな、女らしい、和やかな声で。トーンがとっても女性らしくて。で、うー、あー、とか、詰まることもなく。ちゃーんと滑らかに。元キャスターっていうのもあるんでしょうけど、それにしても、選挙でお疲れの中、涼し～く、滑らかにおじゃべりになった。内容もあったし、さすがだなとおもいました」

一気に感想を口にした。選挙戦を勝利で終えた小池氏が「興奮することもない」様子と感じ「安心感と貫禄を見ましたね。そらホントに思いましたね。持ってるものが、ええ（も）の出しはりますね」と続けた。

前夜の小池氏の当確第一声にいたく感銘を受けたようで、合間に「私いろいろ知ってるから、えーって思いますわ」と、はさみながらも、小池氏への賛辞が止まらない。

「昨日のあいさつのような柔和なね、柔らかいのを出していただき、女性ならではのいいもの出してもらえたら。女性はね、男に負けたらあかんって、肩ひじ張ったりするじゃないですか。あんなん、する必要ないんですよ。やっぱり、昨日の小池さん、事務所に入られての一声といいますか、ちょっとしたごあいさつは抜群でした。あれでなくっちゃ」

その上で「もう、間もなく72（歳）になるんかな。頭鮮明だし、きれいなお顔されてますしね。いいんじゃないですか」とした。

小池氏とは、以前、番組共演の経験もあった。

「（小池氏が）若い時に（上沼の）『おしゃべりクッキング』に来てもらったこと、あるんですけど、そんときはとがってはった。国政（進出）の後よ。なぜこられたんかなと思ったもん。そんころは、昨日のあいさつとは打って変わって、いやな人でした。えらそうでした」

当時の小池氏に好印象はまったくなかったようだが、前日の当選後の対応には「でも、昨日のようなね。3期目や、もう71（歳）72（歳）や。丸くなって。もう、余裕のよっちゃん。もう名前、余裕のよっちゃんにしたらええ。小池よっちゃんってどう？」と、その余裕ぶりに感服した思いを口にした。

その後、リーダー像にも言及し「リーダー、大将がわろて（笑って）たら大丈夫や。そう思わせなあかん。そういう意味ではバッチリコン。バッチリコン、いう名前にしたら？」。

大阪在住であっても、東京都政は「すぐに（大阪にも）影響する」とも語った上沼。頼りがいのあるリーダーとしてのたたずまいをあげ「いいもの見せてもろたわ。今やったら、無人島に誰と行く？　言うたら、小池さんと行くわな」とまで言い、小池氏への期待感の大きさを語っていた。