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小池百合子知事「具体的な訴えがみなさまに響いた」東京都知事選3選、あらためて勝因語る

日刊スポーツ / 2024年7月8日 16時58分

都知事選3選を受けた各会派回りの後、報道陣の取材に応じる小池百合子都知事(撮影・中山知子)

7日の東京都知事選で3戦された小池百合子知事は8日、都議会各会派へのあいさつ回りの後、報道陣の取材に応じた。自身を支援しなかった会派もある中で、今後どう都政運営を進めるのか問われ「都民のために尽くしていくということは(全会派)共通の目的だと思う」と強調した。

今回の都知事選では、「ステルス支援」に回った自民、公明両党、小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会のサポートを受けた。一方、立憲民主党や共産党は、落選した蓮舫前参院議員(56)を支援した。 小池氏は「都政は、都議会と執行部との車の両輪ということが長年言われている。都民のために尽くしていくということは、共通の目的だと思う」とした上で「そのことについて都議会のみなさまからもご理解をいただき、予算もできるだけ早く執行できるような体制をとっていくためにも、都議会のみなさま方の理解をたまわっていく。そういう意味でのあいさつとさせていただいた」と説明した。

3選の勝因について問われると「2期8年の実績をもとに、その間、コロナ禍でご協力もいただきながら、命を守ることに全力で取り組んだ。そのことなども申し上げつつ、これまで申し上げてきたチルドレンファーストの政策、介護人材の確保などなど、具体的に訴えをしてきた。これがみなさま方に響いて、ご期待に応える形で今回3期目を担わせていただいたと思う」と応じた。

小池氏は56人が立候補した今回の都知事選で291万8015票を獲得。前回2020年の366万1371票から約74万票減らしたが、3選された。2位の前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)は、165万8363票と大躍進。当初小池氏との事実上の一騎打ちになるとみられた蓮舫前参院議員(56)は128万3262票とまさかの3位で、惨敗した。

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