石丸伸二氏VS古市憲寿氏ガチバトルなぜ起きた？「２つの質問を…あおり気味で」小原ブラス推察

小原ブラス（2022年3月撮影）

タレント小原ブラス（32）が10日、TOKYO MX「5時に夢中！」（月～金曜午後5時）に生出演。東京都知事選で落選した前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏（41）の選挙特番での言動について言及した。

選挙当日の7日、石丸氏は日本テレビ系ユーチューブ生配信「【東京都知事選挙】石丸伸二氏に聞く　今後の政治活動など　小池氏当確」に生出演。コメンテーターの社会学者、古市憲寿氏（39）とかみ合わない一幕があった。

ブラスは「いろんなところで中継やってて。日テレさんで『政治屋』の定義を教えてくださいって言われて。それに対して党利党略、自分第一の人のことを定義してます、と答えた後で、古市さんが石丸さんが批判する『政治屋』と石丸さん自身はどう違うのか、『政治屋』の定義を教えてくださいって。2つの質問を一気に投げてしまってるのよ」と指摘した。

そして「そうなったら、どっちについて答えてほしいの？ってなるのは当然で。ここだけを切り取ったりだとか、石丸さん何でこんな分かりにくい答え方するんやろうってなるけど、僕は全部文字化してみたら石丸さんの方がちゃんと論理が通ってる言い方してるって僕は思ったの」と語った。

メディアの質問の仕方について触れた。「でも、メディアの元々の悪いところで、複数の質問を一気に混同してやってみて限りある時間の中で。それでちょっとでもズレた長い答えをもらって、それをまた切り取ってまたヤーヤー言う。メディアの政治家のインタビューの在り方？」と投げかけた。

さらに「特に古市さん、最初、ちょっとあおり気味だったよね。『売名だったんじゃないですか？』って。そこで怒らせて、またっていう。メディアのインタビューの姿勢が悪いと思った」と語った。

実際の例として、他局の出演時を例に挙げた。「ABEMAに出てたけど、一問一答で石丸さん、すごく分かりやすかったですよ」と説明した。

日テレのユーチューブ生配信では「政治屋」の定義をめぐり、双方かみ合わないやりとりが続いた。古市氏の質問に対し、石丸氏が「なんか堂々巡りになってる気がするんですけど」「同じ質問を繰り返してますよね」「もう1回言えってことですか」などと言っている内に中継の時間が終了した。