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安住紳一郎アナ「真相が分かるまで注目し続けるべきニュース」兵庫県知事めぐるパワハラ疑惑問題

日刊スポーツ / 2024年7月11日 10時18分

TBS安住紳一郎アナ(2022年12月撮影)

TBSの安住紳一郎アナウンサーは11日、総合司会を務める同局系「THE TIME,」(月~金曜午前5時20分)に出演し、兵庫県の斎藤元彦知事に対するパワハラ疑惑などを告発した文書を配布した元県幹部の死亡を受け、県職員の労働組合が斎藤氏に辞職を求める申し入れをしたニュースについてコメントした。 「知事のパワハラがあったのか、なかったのか。真相が分かるまで、しっかり注目し続けるべきニュースだと思います」と指摘した上で、今回の問題の経緯に詳細に触れた。

今回の問題は今年3月、元県幹部が関係者や報道機関に配布した告発文書の中で、知事のパワハラや企業からの贈答品受け取りなど、7項目の疑惑について言及。これに対し、斎藤知事は、「うそ八百」などと強い調子で否定した。

内部調査を行った県は「核心的な部分は事実ではない」とし、告発は斎藤知事への誹謗(ひぼう)中傷にあたるなどとして、今年5月、元県幹部を停職3カ月の懲戒処分としたが、内部調査で一部、事実も含まれていたことが確認された。 安住アナは経緯を説明する中で「うそ八百と知事が否定したその内容なんですが、内部調査で、一部事実があったことも分かっています」と説明した。

県議会は真相究明に向けて、より強い調査権限を持つ「百条委員会」を51年ぶりに設置。元県幹部は今月19日に証人として出頭する予定だったが、7日に姫路市内で亡くなっているのが見つかった。

斎藤知事は10日の定例会見で辞職を否定。「私自身が生まれ変わり、職員のみなさんとの信頼関係を、時間をかけて再構築していくことが私の責任」などと主張している。

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