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三浦貴大、風俗ライター演じた「東京貧困女子。」は趣里に「頼り切っていた面はある」

日刊スポーツ / 2024年7月12日 16時57分

第14回衛星放送協会 オリジナル番組アワード授賞式でトロフィーを手にした三浦貴大(撮影・村上幸将)

三浦貴大(38)が12日、都内で行われた「第14回衛星放送協会オリジナル番組アワード」授賞式に登壇した。

主演のWOWOWドラマ「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」が番組部門 ドラマ最優秀賞を受賞し、ゲストとしてトロフィーを手にして「役者として一生懸命で、役のことしか考えていなかった」と喜びをかみしめた。

「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」は、中村淳彦氏のノンフィクションを連続ドラマ化した。趣里(33)が主演し、シングルマザーとして自身も貧困のボーダーラインに立つ契約編集者・雁矢摩子役を演じた。三浦は「女性の貧困」がテーマの連載を担当した、フリーの風俗ライター崎田祐二を演じた。

三浦は「自分自身、気付いていなかった部分があった。日本ではなく、遠い国の話かと思っていたが、潜んでいるんじゃなく、こんなにも間近にあるのかと気付かされた脚本だった」と、作品を通して日本における貧困の現状を実感したと振り返った。風俗ライターを演じての思いを聴かれると「職業は置いておいて、当事者に取材する場面で、どういうまなざしで向き合うかと考えていた」と役と向き合った心中を明かした。

趣里との共演について聞かれると「何度か共演経験があり、すてきな役者さん。何度か相談してやれたのが、やりやすかった。結構、頼り切っていた面はあるかなと思います」と全幅の信頼を寄せていたと口にした。

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