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ドクター・中松氏「選挙脳はここにある」落選した東京都知事選後、頭髪が再生したと報告

日刊スポーツ / 2024年7月13日 10時39分

ドクター・中松氏=2024年6月13日

国際創造学者・発明家のドクター・中松氏(本名・中松義郎=96)が、13日までにXを更新。14年2月以来10年ぶり、8度目の出馬も落選した東京都知事選後に「後頭部の毛が黒くなり、毛量も増えた」と頭髪が再生したと報告し、健在ぶりをアピールした。

中松氏は、自身の後頭部の写真を投稿し「都知事選が終わったら後頭部の毛が黒くなり、毛量も増えた」とアピールした。21年12月29日に脳幹梗塞で救急搬送され、23年12月30日には都内で筋力トレーニング中に胸に痛みを覚え、心筋梗塞で緊急手術を受けるなど近年、健康不安があった。その中、23年11月に浮上した自民党の裏金問題に怒りを覚え、愛する東京から政治を立て直そうと都知事選への出馬を決意。メディカルチェックも行い、医師からも今後の活動に太鼓判を押され、選挙戦に臨んだ。

当初は96歳と高齢であることも踏まえ、街頭演説に立ったり選挙カーに乗るなど、従来の選挙戦は展開しない考えを示していた。その中、SNSを中心に直接、生の声を、街頭演説を聞きたいと街頭演説を求める声が相次ぎ、5、6日には選挙カーで都内各所を回り、30度台半ばの猛暑の中、選挙カーの助手席に座る形となったが、秋葉原や新橋、都庁前などで街頭演説も行った。

一方で、6月13日に都庁で開いた出馬会見の直前には、やや薄くなったように見えていた自身の頭髪を気にする一幕もあった。重要な会見や大きな行事の際に決まって着用する、ドルチェ&ガッバーナのスーツ、ヴェルサーチェのベルト、グッチの靴のコーディネートによる“勝負服”で臨むなど、おしゃれに気を使うだけに、頭髪の状況には納得いかない様子だった。

それが、14年12月の衆院選に落選し「もう選挙には出ない」と口にして以来9年半ぶりとなった出馬、そして選挙戦を戦ったことで、中松氏の頭脳、頭髪は活性化されたようだ。灯油ポンプやフロッピーディスクなど、発明王エジソンの3倍に上る、3900件超の発明をした中松氏だが、やはり選挙戦で湧き出るアドレナリンは特別だったようで、同氏はXで「選挙脳はここにある」と、選挙によて自身の脳と頭髪が活性化されたことを示唆した。

1991年(平3)4月を皮切りに、都知事選8回、衆院選3回、参院選6回の計17回も出馬してきたが、今回の都知事選も実らなかった。投開票日の7日は、現職の小池百合子氏(71)の当選確実の一報を知ると、落胆。選挙戦では、過去最多の56人が立候補した上、選挙ポスター掲示板を一部政党が“ジャック”し、全く選挙に関係のないポスターを貼るなど、選挙に関係ない部分ばかりが話題となり、選挙が半ばエンターテインメント化してしまった。そのことに首を傾げ「引退とは言わないが…この状態のままだったら、立候補しても意味がない」と、国政選挙含めて17回の立候補で、初めて選挙に意味を見いだせなくなったと吐露。今後の出馬の可能性を問われると「引退と言うと、語弊がある。世の中の状況は刻々と移り変わるものなので、4年後を見た上で考えたい」と答えていた。

開票の最終結果も、3万8054票を獲得したタレントの清水国明(73)に次ぐ、2万3825票で11位にとどまった。立候補者が多く、票が分散されたこともあり、得票数は前回出馬した14年に獲得した6万4774票の3分の1、さらには初めて出馬した91年の2万7145票にも及ばない、過去8回で最低だった。

それでも、中松氏は2日連続で行った街頭演説などで、有権者の熱を感じ、得票数には表れない大きな手応えをかみしめているという。「ドクター・中松応援団」を発足し、筋トレも再開するなど、再び前に向かって歩み出した。

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