OSKトップ楊琳、京都ラスト舞台「全身全力で」 翼和希「踊り盛りだくさん80分」

初日開演前にあいさつした（左から）翼和希、千咲えみ、トップスター楊琳、娘約トップ舞美りら（提供：松竹）

8月で退団するOSK日本歌劇団のトップスター楊琳（やん・りん）、娘役トップ舞美りら（まいみ・りら）が13日、京都南座でのラスト公演「レビューin　Kyoto　BAILA　BAILA　BAILA南座バージョン」の初日を迎え、開演に先立ち、劇場前であいさつした。

トップ楊は「いよいよここ南座にて、（同公演が）本日より始まります。劇団員一同、全身全力でつとめてまいりますので、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします」。

舞美は「私の地元でもあります京都、大好きな南座で卒業公演をさせていただけることを本当に幸せに思っております。街では祇園祭がにぎわっておりますが、OSKも南座でお祭り騒ぎをしたいと思います」とあいさつした。

また、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演し、注目された翼和希は「『BAILA　BAILA　BAILA南座バージョン』は、その名の通り、踊りが盛りだくさんの約80分でございます。皆さまの心も踊る今作品を、千秋楽まで精いっぱい駆け抜けてまいります」と誓った。

あいさつを終えると、楊が公演の成功を願って手締め。南座正面に集まった大勢の客から、大きな拍手を浴びていた。

南座公演は21日まで。