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OSKトップ楊琳、娘役トップ舞美りら、京都ラストステージが開幕

日刊スポーツ / 2024年7月13日 17時7分

京都南座でのラストステージに臨んだOSK日本歌劇団トップスター楊琳(提供:松竹)

8月で退団するOSK日本歌劇団のトップスター楊琳(やん・りん)、娘役トップ舞美りら(まいみ・りら)の京都南座でのラスト公演「レビューin Kyoto BAILA BAILA BAILA南座バージョン」が13日、初日を迎えた。

今作は、4月に大阪松竹座で上演した、荻田浩一氏構成・演出の「BAILA BAILA BAILA」構成を一部変更。新たなシーンを加えた「南座バージョン」として上演された。

21年の就任以来、トップスターとして劇団をリードした楊、地元の京都出身の舞美らを送り出すステージになっている。

「ダンスのOSK」の魅力を凝縮したノンストップ85分に及ぶレビューショー。客席から盛大な拍手を受けた幕開きの「安倍晴明ファンタジー」では、楊演じる安倍晴明が、凜(りん)とした雰囲気を漂わせて登場した。

続いて「鏡の夢」に出演するのが夢だったという舞美が、三面鏡に写る姿を模した踊りでファンを魅了。「東京ブギウギ」など、笠置シヅ子の名曲でも会場は盛り上がった。

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演し、人気急上昇となった翼和希は、同ドラマのシーンを再現した場面に臨み、客席からの手拍子にのり、会場は一体感に包まれた。

スペイン語で「踊れ、踊れ、踊れ」を意味する公演にらしく、情熱的なラテンから、ラインダンスまで、OSKならではのレビューを展開。締めは、1930年(昭5)から歌い継がれるテーマソング「桜咲く国」。楊、舞美のラストステージが華やかに彩られた。

南座公演は21日まで。

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