膳場貴子「サンモニ」トランプ氏への銃声をトップで伝え分析「プラスのアピールになりかねない」
日刊スポーツ / 2024年7月14日 8時25分
フリーアナウンサー膳場貴子がキャスターを務めるTBS系報道番組「サンデーモーニング」(日曜午前8時)は14日の放送で、米国のトランプ前大統領(78)が13日にペンシルベニア州で演説中に発砲音が鳴った事案をトップニュースで伝えた。
番組では、銃声のような音とともに、トランプ氏が右耳を抑えてかがむこむ動画などを報道。護衛に守られて車に移動する場面も伝えると、駒田健吾アナウンサーが「避難する際ですが、トランプ氏の右の耳から口にかけて、血が出ているのが映像から確認できます」と説明した。
膳場は「映像から見る限りでは自力で歩いていますし、足取りもしっかりしています。命に別条はなさそう」と補足。「民主主義の根幹である選挙を暴力で妨害してくる。許せないことではあります」と語った。
元外務事務次官のコメンテーター藪中三十二氏は、トランプ氏が発砲音の直後に右こぶしを振り上げて無事をアピールしたことについて「『オレは元気だぞ!』と。むしろ選挙戦でいうと、変な話ですけど、有利に働く可能性がある」と指摘。
膳場も「そうですね。プラスのアピールにもなりかねない、という感じもしますね」と応じると、今後この場面の動画などが拡散される可能性を示唆しながら「共和党、トランプ陣営がこれで結束していくきっかけにもなるかもしれない」とした。
海外メディアは、トランプ氏が、バイデン大統領との大統領選で激戦区となっているペンシルベニア州の屋外で帽子をかぶって演説中、突然銃声のような音が数回鳴り、トランプ氏が右耳を抑えてかがみこんだ様子を動画で報じた。警備員が駆けつけてトランプ氏に覆いかぶさるように守ると、周辺からは悲鳴のような声が出た。
トランプ氏はしばらく演台の下に隠れていたが、その後、警護に守られ、自らの足で離れた場所にある車に移動。演壇で立ち上がった際と、車に乗り込むタイミングでは右こぶしを突き上げガッツポーズで無事をアピールする場面も伝えられた。
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