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トランプ前大統領、銃撃後に右耳から出血も、警備担当に5回「待て!」 支持者に拳突き上げる

日刊スポーツ / 2024年7月14日 9時29分

警備員に助けられながら拳を突き上げる共和党大統領候補のドナルド・トランプ前大統領。右耳付近からの出血も見られた(ロイター)

11月の米大統領選で返り咲きを目指す、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が13日(日本時間14日)、東部ペンシルベニア州バトラーで演説していたところ、銃の発砲音とみられる複数回の音が鳴った後、右耳を押さえ、壇上から退避した。

映像では右耳から出血もあり、銃撃されたとみられる。トランプ氏は、自身のSNSで演説を生配信していたが、退場を促す警備員に対して「待て!」と5回、口にしてから支持者に右拳を2度、突き上げた。その後、右拳を何度も振ってから退場する様子が映っていた。

トランプ氏が登壇してから8分12秒後にパン、パンという、乾いたような音が複数回、鳴った。次の瞬間、トランプ氏は右手で右耳をさすり、その手を目視した後、演台の下に隠れた。それから約1分後、駆けつけた複数の警備担当者に抱き起こされ、ガードされた中、立ち上がったトランプ氏の右耳からは出血があった。血は耳からほお、唇へと流れていた。

演説会場は騒然とし、支持者はトランプ氏の行方を目で追ったが、中にはトランプ氏に追従するように、拳を何度も突き上げる支持者も多数いた。

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