西田あいが個展 絵画とアクセサリー120点 “36歳の誓い”は「コンクールにも作品を」

代官山のギャラリー「UPSTAIRS GALLERY」で個展「アイのイロ展　vol．2」を開催している西田あい

歌手西田あい（36）が14日、東京・代官山のギャラリー「UPSTAIRS GALLERY」で開催中の個展「アイのイロ展　vol．2」の取材会を行った。

昨年5月以来、2度目の個展で絵画とアクセサリーなど120点以上を展示している。

小さい頃から物作りが好きだった。「オモチャが欲しいときも、オモチャそのものでなく、それを作る材料を親に買ってもらうような子どもでした」と振り返る。学生時代も趣味でイラストを描き続け、歌手になってからも衣装や身に付けるアクセサリーを自身で考案して作ってきた。

個展開催のきっかけが昨年3月だった。「まさに『天から降りてきた』という感じがあって、1カ月で100点以上の絵画を描きました。そして5月に初の個展を開催することにしたんです」。

西田は鹿児島出身。熊本出身の八代亜紀さん（昨年12月に死去）は同じ九州生まれの西田のことをすごく応援していた。八代さんは画家としても活躍していただけに「本気で絵を学びたいなら教えてあげるよ」と激励。自身の画廊に西田の絵を飾っていたこともあった。「八代さんにはすごくお世話になったので、何とか恩返しをしたいと思っています」。

歌手としては10年7月7日に「ゆれて遠花火」でデビューし、15周年のメモリアルイヤーに突入。「でも今は歌は充電中。物作りの方に集中しています」と話す。

この日が36歳の誕生日。「今後はコンクールにも作品を出したい」と“36歳の誓い”を立てた。「私は美大も出てないし、師匠もついてなくて基礎も学んでいない。でもコンクールで何か賞を取れたらいいなと思うんです」とアーティスト活動への全力投球を誓った。

展覧会は16日まで同所で開催。