将棋・小山怜央四段、藤井聡太7冠に肩並べた C2昇級かかる1局、NHK特例で収録当日結果公表
日刊スポーツ / 2024年7月15日 17時12分
将棋の小山怜央四段(31)が15日に都内で行われた第74回NHK杯トーナンメト本戦で勝ち、C級2組昇級を決めた。アマチュア強豪だった昨年2月、プロ編入試験を受けて合格。戦後初めてプロ棋士養成機関「奨励会」の在籍経験がない棋士として同年4月1日付で、初めてプロとなった。名人戦への参加資格がないフリークラスに編入され、30局以上の良いところを抽出して勝率6割5分以上(小山の場合、20勝10敗、勝率6割6分7厘)という昇級の条件を満たした。この日の勝利で戦後の棋士として、初めて奨励会を経ずに順位戦に入った棋士となった。
小山は藤井聡太7冠(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖=21)に肩を並べた。事前収録のNHK杯は原則、放送された対局の勝敗が決まって初めて結果が公開される。
収録当日に結果が明らかになったのは、2017年(平29)4月17日の藤井聡太四段が千田翔太六段(段位はともに当時)に勝って以来のことだ。この時は、デビューしたばかりの藤井が4月4日の対局で新人新記録となる11連勝(これまでの記録は96年松本佳介、97年近藤正和の10連勝)を達成したばかり。新人連勝記録の更新と、将棋界の記録となる28連勝(87年神谷広志五段=当時)もあるため、NHKが特例で結果の公表を認めた。昇級がかかった小山が再度NHKを動かした。
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