「虎に翼」朝ドラ受け 大吉が優未を思いやる「あそこで1人でずっと待っているのはかわいそう」
日刊スポーツ / 2024年7月16日 8時50分
NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜午前8時)の第77話が16日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。
※以下ネタばれを含みます。
あらすじは、花江(森田望智)への手紙に「仕事も家事も完璧にこなす」と書いた寅子に、花江からの返事が届く。そこには「寅子にしかできないことを」と書かれていた。一方、三条支部では判事としての仕事が山積み。山の境界線をめぐる民事調停を担当することになった寅子は、申立人の森口(俵木藤汰)、弁護士の杉田(高橋克実)、書記官の高瀬(望月歩)らとで現地へ出向くことにする。だが寅子は、トラブルに巻き込まれて川に落ちてしまう。
博多大吉は「新潟編、どう思う?」と、華丸に顔を近づけた。「(杉田が寅子に)圧をかけているということなんじゃないですか」と答えた。大吉は「優未(竹澤咲子)ちゃんもかわいそうね。薄暗い家で、今と違ってテレビもねえ、ラジオもねえ、車もそれほど走ってねえ町で、あそこで1人でずっと待っているのはかわいそう」と思いやった。
華丸は「刺し盛りはうれしいよねえ、だから」と話した。大吉は「子どものころ、そんなにうれしくなかった気がする」とも語った。華丸は「続くとね」と補足した。
同ドラマは日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。
朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。
石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。
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