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TOKIO城島茂「いろいろ言われた」震災時の心境回顧 13年目「ふくしまプライド。」新CM

日刊スポーツ / 2024年7月16日 15時39分

「ふくしまプライド。」新CM発表会に出席した城島茂

TOKIOの城島茂(53)が16日、都内で「ふくしまプライド。」新CM発表会に出席した。

CMキャラクターに就任し今年で13年目。12年に起用されてから、福島県産の農林水産物や観光サービスを発信してきた。新CMでは「夏野菜」「桃」「水産物」篇の3ストーリーで、松岡昌宏(47)国分太一(49)も出演する。

「夏野菜」篇に出演した城島は、撮影で実際に福島産の野菜を実食。「毎回このCMで初物を頂くんですが、個人的に一口目が楽しみ。キュウリは水分多いけど、それ以上にうまみが強くて味が濃くて。何でこんなにおいしいんだろうって思った」と福島の味を熱弁。CMはTOKIOのメンバーが、生産者の思いを代弁する演出となっており「自分たちが子どもの頃は作り手側のこだわりを教えてくれる経験者が周りにいなかった。CMを通して、生産者の皆さんの思いが伝われば」と込めた思いを語った。福島県内堀雅雄知事(60)は「福島の人はシャイなところがある。TOKIOの皆さんが強い思いで代弁してくれているのが最高のコラボ」と称賛した。

TOKIOは、バラエティー番組「ザ!鉄腕!DASH!!」の企画など、あしかけ24年、県と交流を続けてきた。内堀知事も「TOKIOはファミリー」と表現するほど感謝の思いは強い。東日本大震災が発生した当日もTOKIOは同県の浪江町で被災。城島は当時について「『助けよう』という感覚はなくて。自分たちも福島で被災しました。その後村に帰れず、今に至り。自分たちのホームに帰れないつらさ、いろんな問題でまわりから福島について言われたり。自分が作った物を言われる感覚でしかなくて。師匠や生産者の人たちに思いも含めて、『みんな負けるんじゃないぞ』って言うことを言わせて頂いた時期だったのかなと思います」と震災の当事者として立ち上がる意識だったという。「当時TOKIOは5人いましたし、“6人目のTOKIO”の明雄さんという農業従事者の方もいた。時を経て、今回の『ふくしまプライド。』の次のステップは、重要なキーワード。消費者に届ける、手に取ってもらう側の目線も大事。明日を目指して頑張るのもふくしまプライドなんじゃないかなと思います」と語った。

福島の自然が生み出す食を通じ、「笑顔」が生まれることも願った。「消費者の人『おいしい』っていう笑顔が生まれると、作る側の人も笑顔になる。笑顔の輪が福島から全国に伝わっていけば良いなと思います」と呼びかけた。

新CMは17日から福島県内、関東、関西などで順次放送される。「お米」「牛肉」篇も秋以降に放送を予定。福島県クリエーティブディレクターを務める箭内道彦氏(60)も登壇。

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