「24時間テレビ」寄付金着服問題あらためて謝罪「ルール見直して再スタート」佐々木豊事務局長

日本テレビ系「24時間テレビ47」制作発表会見に出席した、左から羽鳥慎一、やす子、くりぃむしちゅー上田晋也、水卜麻美アナ（撮影・大友陽平）

日本テレビは16日、都内の同局で「24時間テレビ47」（8月31日～9月1日）の制作発表会見を行い、やす子（25）がチャリティーランナーを務めることを発表した。高校時代に児童養護施設で過ごした経験も明かし、新企画として全国の施設への寄付金も募る「募金マラソン」も実施する。羽鳥慎一、水卜麻美両アナウンサーに加えた3人目の総合司会を、くりぃむしちゅー上田晋也が務めることなども明かした。

　　　◇　　　◇　　　◇

昨年11月に「24時間テレビチャリティー委員会」の1社で鳥取県に本社を置く日本海テレビで幹部社員（当時）による寄付金着服が起きた問題について、登壇した日本テレビ森實陽三コンテンツ制作局長、同委員会の佐々木豊事務局長があらためて謝罪した。外部業者による寄付金管理など新たな再発防止策を策定したとし、佐々木事務局長は「ルールを見直して複数年かけて皆さまから信頼していただける募金活動となるために再スタートを切りました」と頭を下げた。