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玉川徹氏、パワハラ疑惑で辞職要求相次ぐ兵庫県知事に「外堀は埋まった」「冷静に考える局面」

日刊スポーツ / 2024年7月17日 11時31分

玉川徹氏(2019年撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は17日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、兵庫県の斎藤元彦知事が周囲の辞職要求を受けてもなお、続投の意向を示していることについてコメントした。

斎藤氏のパワハラ疑惑などを告発して懲戒処分を受けた元県幹部の男性(60)が死亡したことを受けて、斎藤氏への逆風は、さらに強まっている。県職員労働組合が辞職を含む対応を念頭に県側に申し入れを行ったほか、12日には、側近中の側近とされた片山安孝副知事が引責辞任を表明した。さらに14日には、前回知事選で斎藤氏を支援した自民党の兵庫県連会長、末松信介参院議員が「大きな正しい決断をしていただきたい」と、事実上辞職を求める発言をした。しかし斎藤氏は16日の会見で「県政を前に進めていくことが私の責務」「1つ1つの仕事を毎日積み重ねていくことを続けたい」と、続投の意向表明を繰り返した。

番組の特集コーナーで斎藤氏の会見の対応が紹介されたのを受け、玉川氏は「辞める、辞めない、でいえば『外堀は埋まった』という感じ。周囲は辞職を勧めているわけですから。側近からも職員からもそういう話が出ている」と、斎藤氏が追い込まれている状況であることを指摘。「(そういう状況で)だいたい、これから続けていけるんですか、ということを冷静に考える局面だと思う」とも述べた。

16日の会見では、進退に関する質問が相次いだが、斎藤氏は「1つ1つの仕事を積み重ねていくことを続けたい」と繰り返し、辞職を否定し続けた。玉川氏は「それでも辞めないという選択肢はあると思うが。そのまま進むと、最終的にはリコールまでいくのかなと。その手続きに進んでいくのではないかと思う」と、県民によるリコール請求が起きる可能性に言及。「そこまでして…という感じはする」と、辞職要求をはねつけ続ける斎藤氏に対し「自分は悪くないと思っているなら、もう1回、県民の信託を受けるのも政治家としての道の1つと思います」と、今後についての私見を示した。

今回の問題は今年3月、元県幹部の男性が関係者や報道機関に配布した告発文書の中で、知事のパワハラや企業からの贈答品受け取りなど、7項目の疑惑について言及したが、斎藤氏は「うそ八百」などと強い調子で否定。内部調査を行った県は「核心的な部分は事実ではない」とし、元県幹部を停職3カ月の懲戒処分としたが、告発には一部、事実も含まれていたことから、県議会は真相究明へ、より強い調査権限を持つ「百条委員会」を設置。元県幹部は19日に証人として出頭する予定だった。

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