大谷翔平夫妻をイメージ戦略家が分析「ホームラン級に完璧」球宴レッドカーペットのファッション

レッドカーペットを歩く大谷翔平（右）と真美子さん（撮影・横山健太）

米MLBオールスターゲームで初アーチを放ったドジャース大谷翔平投手（30）が、試合に先立って行われたレッドカーペットショーについて、イメージ戦略専門家で、神戸情報大学院大学客員准教授の乳原（うはら）佳代さんが評価。「真美子夫人とホームラン級の完璧なコーディネート」とした。

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もう、本当にまさかのブラウンカラー。フォーマルウエアを黒や紺にしがちですが、明るい茶色はとてもオシャレ。欧米社会でブラウンは、リラックスした印象でビジネスシーンでも使われています。木曜、金曜に選ぶカラー。週末でののびのびした別荘ライフをイメージして着こなす人は少なくないです。

ややもすると野暮（やぼ）ったく見えがちですが、大谷さんの長身だとスラリと似合っていて、堂々と着こなしていました。しかもシャツとスニーカーは白。この2色でまとめたセンスが光りますね。オールスターなので、ドジャースカラーのブルーがワンポイント入っていたら、さらに良かったかもしれません。

チーフは白でパイピング（縁取り）がベージュでという同系色でまとめていました。手をつないで並んで入場した真美子さんにも、うなってしまいました。

スカートに見えるエレガントなジャンプパンツ。レッドカーペットは屋外でまっすぐではなく、90度に曲がるコースもあるため、体にまとわりつくスカートではなく、すっきりと歩けるパンツでシルエットも美しかったですね。

このジャンプパンツはBOSS製品で695ドル（約11万円）と“真美子コレクション”として人気が出そうですね。

さらに大谷さんのジャケットの裏側のデコピン。最高です。左の内側に大きな3匹と右側にはちょっと小さい8匹。BOSSと刻印された王冠をかぶったデコピンは3匹だったから「今年は三冠王を狙うぞ」の意味があるのかも。2人と1匹の家族全員で歩いたレッドカーペット、ちゃんとファンの期待に応えてくれましたね。