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藤井聡太王位「道南大地の恵み2段重箱」渡辺明九段「寿司極御膳」 ともに勝負メシは北の幸 

日刊スポーツ / 2024年7月17日 15時8分

王位戦第2局に臨む藤井聡太王位(左)と渡辺明九段(右、日本将棋連盟提供)

藤井聡太王位(竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖=21)が渡辺明九段(40)に先勝した、将棋の伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦7番勝負第2局が17日午前9時からの2日制で、北海道函館市「湯元 啄木亭」で始まった。先手後手は事前に決まっており、今局は渡辺が先手。藤井が後手。お互いに飛車先の歩を突いてスタートし、相掛かりへと進んだ。

午後0時30分になり1時間の昼食休憩に入った。藤井は「道南大地の恵み2段重箱」とアイスティー、渡辺は「寿司極御膳」とアップルジュースをそれぞれ頼んだ。

重箱の中には津軽海峡で水揚げされたマイカと道産米を使った、駅弁大会でも人気の逸品のイカメシをはじめ、サクラマスの西京漬け、地元産の豚のしょうが焼きなどが入っている。

すしはマスノスケ、マイカ、芽ネギ、キンキ、ムラサキウニ、マゾイ、エビ、トロ、イクラ、ニシン、エゾアワビと海の幸の宝石箱となっている。

午後1時30分、対局が再開された。局面は、両者とも自陣の整備と仕掛けの間合いをうかがう難所にさしかかっている。

持ち時間は各8時間。午後3時にもおやつが出される。初日は午後6時の段階で手番の棋士が次の一手を封じる「封じ手」を行い、初日を終える。

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