小沢一郎氏「国民が試されている」自民党への厳しい視線を次第に国民が忘れることに危機感示す

小沢一郎氏（2021年10月撮影）

立憲民主党の小沢一郎衆院議員は17日、自身のX（旧ツイッター）を更新し、自民党政権に対する厳しい私見を記した。

「ずるずると反省なき自民党腐敗政権が続いている。多忙な中、統一教会のことも裏金のことさえ忘れられていく。やがて何となく政党支持率も回復する。自民党はそれをじっと待っている」と投稿。その上で「『いい頃合いで表紙を替えて選挙をやれば楽勝さ』という楽観。だからどんどんおかしくなる。いま国民が試されている」と、ポストした。

自民党は、岸田文雄首相（党総裁）の任期満了に伴い、今年9月に総裁選を行うことにしている。支持率が低迷し、党内でも公然と退陣を求める声がでている岸田首相が再選出馬するかどうか、また、出馬した場合、再選されるのかが焦点の1つ。一方で、停滞する党の刷新感を出すため、中堅や若手の出馬を模索しようとする動きもある。