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MBSテレビ社長謝罪 「せやねん!」相次いだロケ事故反省「適切な判断下せるよう教育も大切」

日刊スポーツ / 2024年7月17日 17時35分

虫明洋一MBSテレビ社長(撮影・阪口孝志)

MBSテレビの虫明洋一社長(62)が17日、大阪市の同局で夏季社長会見に出席し、同局の情報番組「せやねん!」で相次いだ事故について言及した。

同番組では2月27日、和歌山県串本町でロケを行った際に、遊漁船で沖合に出たところ、高い波を受けて船が大きく揺れ、40代の撮影担当のスタッフが腰を強打。全治2カ月での第2腰椎圧迫骨折と診断された。

さらに、6月6日には「アキナ」山名文和(44)が、ロケ中に右肩甲骨を骨折し、全治4~6週間と診断された。

2月の事故後に管理職が全スタッフと面接。スタッフの増員やロケ地を減らすといった対策を行ったが、6月に再び事故が発生した。

虫明社長は、ロケの準備期間とロケの過密日程に問題があったとし、「スタッフのプレッシャーがあったかと思う。人と時間に余裕がなかったのではないか」と説明。「同じ番組で2件続けて発生したことは反省している」と謝罪した。

また、他の番組でも起こり得るとの認識を示した。

6月の事故以降はスタッフが事例を共有するなど安全確認を徹底しており、「ひとりひとりが適切な判断を下せるような教育も大切」と語った。

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