高橋文哉「いつもの５倍疲れる」 主演連ドラで一人二役

一人二役を演じる高橋文哉は、特攻服を身にまとい伊集院翔役で登場（撮影・たえ見朱実）

俳優高橋文哉（23）が17日、東京・六本木のテレビ朝日本社で、主演するドラマ「伝説の頭　翔」（19日開始、金曜午後11時15分）取材会に出席した。

同作は、03～05年に「週刊少年マガジン」（講談社刊）で連載された夏原武氏のデビュー作となる同名漫画の初実写化。不良チームを束ねる伊集院翔と万年パシリの山田達人。「最強と最弱」の2人が偶然に出会い、容姿が似ていることから人生を交換するコメディーで、高橋は一人二役を演じる。

翔の姿で登場した高橋。一人二役については「複雑で難しそうだけど、意外とそんなことない」という。だが「1つだけ大変なことがある」と切り出すと、「自分と会話すること」と明かした。「達人と翔が話すシーンがあって、頭がグルグル回る。その日はいつもの5倍ぐらい疲れた」と振り返ったが、「でもすごく楽しんでやっています」とアピールした。

また、ヤンキー作品への出演は「夢だった」という。「男の子は、1度はヤンキーになりたいでしょう」とし、「ヤンキーものは映画もドラマも見てきたので、願いがかなった」。だが、「僕が思っていたのとちょっと違うけど」と話すと、「1話を見てもらうと分かるけど、達人は結構やられっぱなしなので、翔をもっと演じたかった」と話した。

会見途中、「ちょっと大事な予定がありまして」と言うと、そのまま退出。劇中達人がオタクとして推すアイドルのMV公開に合わせて、達人として再登場。「翔くんが忙しいということで、僕が来ました、さっき、廊下であって代わりに出ておいてと言われた」と一人二役を披露した

最後は達人の姿で、「このドラマはヒューマンドラマ」とし、「達人がこの格好からどのように変わっていくのかを見て欲しいです」とアピールした、

この日、関水渚（26）井桁弘恵（27）菅生新樹（24）森香澄（29）も参加した。