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武宮陽光理事長「粉骨砕身、頑張っていきます」日本棋院創立100周年記念式典

日刊スポーツ / 2024年7月17日 21時17分

日本棋院創立100周年記念式典であいさつする武宮陽光新理事長

日本棋院の創立100周年記念式典が17日、東京都港区の「ホテルオークラ」で行われた。100年前のこの日、発足。以来、日本の囲碁界を関西棋院とともに引っ張ってきた。

先週9日に理事長に就任したばかりの武宮陽光六段(47)は、「粉骨砕身、頑張っていきます」の式辞が「施政方針演説」となった。

「赤字続きの財務状況の見直し、棋戦の改革、囲碁の普及、ファンやスポンサーの拡大など、問題が山積みですが、頑張っていきたい」と話した。厳しいかじ取りを任されたが、営業と財務が当面の課題になる。

式典に続いて行われた祝賀会では、来賓として今春まで日本棋院評議員を務めていた日本サッカー協会(JFA)の川淵三郎相談役(87)が登壇。「世界へはばたく棋士が出てほしい」と要望した。また、同じく来賓の日本将棋連盟会長・羽生善治九段(53)は「歴史と伝統の中で独自の文化を作り上げた。多様性と可能性を感じさせる。『棋は対話なり』で、人工知能(AI)による技術が進んでも、人と人とのコミュニケーションは変わらない」と述べた。

棋士代表としてあいさつした井山裕太3冠(王座・碁聖・十段=35)は、「受け継がれてきたものを大切にしつつ、変化に柔軟に対応していく姿勢が必要。少しでもいい方向にむかっていけたら」と、先を見据えた。

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