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【王位戦】藤井聡太王位対渡辺明九段 第2局2日目 難解な中盤戦で再開

日刊スポーツ / 2024年7月18日 9時22分

藤井聡太王位(右)と渡辺明九段(2024年7月5日撮影)

藤井聡太王位(竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖=21)が渡辺明九段(40)に先勝した、将棋の伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦7番勝負第2局(北海道函館市「湯元 啄木亭」)は18日、再開された。

17日午前9時からの2日制で始まった対局は、先手の渡辺が53手目を封じて初日を終えていた。

開幕局(7月6、7日、名古屋市)は千日手指し直しの末、藤井が大逆転勝ちした。その指し直し局と同じ相掛かりの出だしで、第2局はスタートしていた。途中で藤井が指し手を変え、1手1手、水面下での狙いも合わせて含みを持たせた応酬となった。駒がぶつかり合う難解な中盤戦となっている。2日目は、決着に向けてより激しい攻防が展開されそうだ。

持ち時間は各8時間のうち、初日は渡辺が3時間37分、藤井が3時間52分を消費した。2日目の持ち時間は渡辺が4時間23分、藤井が4時間8分で戦う。

初日同様、午後0時30分から1時間の昼食休憩がある。午前10時と午後3時にはおやつが出される。決着は18日夜の見込み。

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