【王位戦】藤井聡太王位「キンキ一番だしラーメン」、勝負メシは渡辺明九段も麺類

藤井聡太王位の2日目の勝負メシは「キンキ一番だしラーメン」とアイスティー（日本将棋連盟提供）

藤井聡太王位（竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖＝21）が渡辺明九段（40）に先勝した、将棋の伊藤園お～いお茶杯第65期王位戦7番勝負第2局（北海道函館市「湯元　啄木亭」）は18日、再開された。17日午前9時からの2日制で始まった対局は、先手の渡辺が53手目を封じて初日を終えていた。

開幕局（7月6、7日、名古屋市）は千日手指し直しの末、藤井が大逆転勝ちした。第2局は、その指し直し局と同じ相掛かりの出だし。途中で藤井が指し手を変え、1手1手、水面下での狙いも合わせて含みを持たせた応酬となった。

駒がぶつかり合う難解な中盤戦となった2日目、渡辺が徐々にペースを握り始めたところで午後0時30分から1時間の昼食休憩に入った。

勝負メシは渡辺が「塩チャーシュー麺とチャーハンセット」とアップルジュース、藤井が「キンキ一番だしラーメン」とアイスティーだった。

持ち時間は各8時間のうち、初日は渡辺が3時間37分、藤井が3時間52分を消費した。2日目の持ち時間は渡辺が4時間23分、藤井が4時間8分で戦っている。午後3時には最後のおやつが出される。決着は18日夜の見込み。