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美川憲一 60周年記念曲はGLAYのTAKUROが作詞、B’z松本孝弘が作曲のポップス曲

日刊スポーツ / 2024年7月18日 18時30分

記者の質問に笑顔で答える美川憲一(撮影・河田真司)

歌手美川憲一(78)が18日、東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAで、歌手生活60周年記念コンサートを行った。

実母と養母の苦労を見て育ち、「2人の母を楽にさせたい」と高校を中退して俳優を目指した。

だが「歌手になって一獲千金を狙わないか」とスカウトをされて1965年(昭40)に「だけどだけどだけど」で歌手デビュー。翌年の「柳ケ瀬ブルース」がヒットし、「釧路の女」「さそり座の女」などの大ヒット曲を連発した。

この日、ライブ前の取材で9月25日に発売する111枚目のシングル「これで良しとする/華散れど月は輝く」の2曲をGLAYのTAKURO(53)が作詞し、B’z松本孝弘(63)が作曲を手がけたことを発表した。昨年5月、米ロサンゼルスで松本と食事をした美川が60周年記念曲の作曲をオファーしてその場で快諾を得た。松本がTAKUROに連絡を取って出来上がった。「これで-」はポップスで「華-」は4ビートの曲。

美川は「おふたりとも時代を築いてきたでしょ。2人とも素晴らしいギターを弾いている。演奏を聴いて感動で涙が出たのは初めてよ。60周年にふさわしい、思い描いていた特別な楽曲ができました」と2人のアーティストとの縁に感謝した。

コンサートは、冒頭で黒柳徹子(90)が「あなたは100歳まで歌い続けるとおっしゃっているから、まだまだ歌い続けてください」と映像コメントで60周年を祝福。その後に「お金をちょうだい」「生きる」「愛の讃歌」など19曲を2時間半で1900人に届けた。

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