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蓮舫氏「貴方に言われたくない」連合・芳野会長の「共産出過ぎ」発言に同調した国民幹事長に反論

日刊スポーツ / 2024年7月18日 15時25分

東京都知事選挙で敗れ会見を行う蓮舫氏(2024年7月7日撮影)

7月7日の東京都知事選に出馬した前参院議員の蓮舫氏(56)が18日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、蓮舫氏の選挙戦をめぐる連合の芳野友子会長の発言に同調した、国民民主党の榛葉賀津也幹事長の意見に反論した。

蓮舫氏は、芳野氏の「共産党が前面に出過ぎて票が逃げたのではないか」という選挙後の発言について、榛葉氏が「言っていることは間違いじゃない」と言及したことを伝える記事を引用。「言っていいかしら?貴方に言われたくない」と記した。

榛葉氏は17日の会見で、立憲民主党が共産党との協調に一線を引くべきと持論を展開。「一部、芳野さんの発言に批判をされている政治家や政党もあるようだけど、芳野さんの言っていることは間違いじゃないと思うよ」と言及。続けて「だってあの選挙だって、共産党さんは候補者出さなくて、左の票はもう、蓮舫さんに入るわけでしょ?だったら左に寄るんじゃなくて、真ん中から右を獲りに行かなきゃいけないのに、さらに左、左に寄ってですよ。立憲民主党の中でも保守と言われている野田(佳彦)さんまでも、野田元総理も、志位(和夫)さんと並んで演説をやってしまった。これ、真ん中の票が行くわけないよね」と指摘し「これ、戦略の失敗だよね」と断じていた。

蓮舫氏はこれまでに、芳野氏の発言についても「現職に挑戦した私の敗因を、現職を支持した貴女が評論ですか。私は今回公契約を活用した労働条件改善を強く提案。若者の雇用環境改善も提案しました。本来、労働者を守る連合が要求する内容でもあります。組合離れはこういうトップの姿勢にもあるかもしれませんね」と投稿していた。

国民民主党は都知事選では都連が小池百合子知事を自主支援した。榛葉氏は選挙戦中、蓮舫氏への共産党の支援を念頭に「これでは本当に『立憲共産党』だ」と発言。また、町中に貼られた蓮舫氏の支援する意図とみられる「R」のシールについて選挙後、蓮舫氏の事務所は拡散への関与を否定したが、榛葉氏は「きれいに剥がした方がいい」と立民に対して訴えていた。

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