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61歳女性タレント、脳梗塞発症の経験を振り返る 番組収録中に「マジックが持てない…」

日刊スポーツ / 2024年7月18日 18時18分

麻木久仁子(2024年4月撮影)

タレント麻木久仁子(61)は18日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演し、かつて自身が脳梗塞を発症した際の経験を告白し、予防の心構えなどを視聴者に呼びかけた。

番組はこの日、夏場に起きる脳梗塞について特集。その中で、浅木は2010年に同局系クイズ番組「Qさま!!」の収録に参加していた際に、身体に起きた「異変」について告白した。

「生活習慣病が(脳梗塞の)リスクを高めるのは事実だけれど、私は健康には自信を持っているタイプだった」とした上で、番組収録中に手のしびれをを感じたと明かした。ただ「手がしびれても自分が脳梗塞だとはまったく思わなかった。不思議なしびれ、何かしらという感覚から始まった」と述べた。

「脳梗塞とは思わないし、当時は仕事を休むという感覚もまったくなかった。当然『Qさま!!』の収録にも行ったところ、回答しようとした瞬間に発作が起きた」「答えは分かっているんですがマジックが持てない。30秒くらい手が震えていて『麻木久仁子どうした、分からないのか!』と言われ、分かっているけど書けないみたいなのがあった」と、当時のジレンマを振り返った。その収録中の様子の写真や、麻木が収録中に、手を気にしている様子のVTRも紹介された。

麻木は「しびれが収まった瞬間に答えを書いたんですが、その後にまたしびれが来た。30秒や1分でおさまって、またすぐに起きる。さすがにその辺から、これはただごとではないのでは?と、ようやく思い始めんです」と吐露した。

その前日には自宅の玄関の鍵をあけようとして手がしびれ、収録翌日には車の運転中などに何度か手のしびれを感じたという。元テレビ朝日社員の玉川徹氏に「まだ(この時点で)病院に行っていないんですか?」と問われると「仕事を全部、片づけてから行こうと。結果的に、軽くてすんだのでそれでよかったですが、後から専門の先生には『これはすぐに行かないといけないもの』と言われた。でもその時には、自分が脳梗塞とは分からなかった」とも述べた。

「自分がなってみると、救急車を呼ぶことをためらうんです。ためらったのを覚えている」と悩んだことも明かしたが、発症から3日後に病院で検査をした結果、中脳に小さな梗塞が発見され、若年性脳梗塞と診断されたという。麻木は「(身体の状態が)おかしいなと思っても、脳梗塞という単語は思い浮かばない。何かが変だくらいで…。リスクのある方は注意されると思うけれど、日ごろ健康自慢、健康過信の人間の方が、むしろ診察が遅れます」と訴えた。

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