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トランプ氏長男、銃撃直後の父は「真のアメリカの精神だ」共和党大会で主張、バイデン氏は大酷評

日刊スポーツ / 2024年7月18日 18時56分

スピーチしたドナルド・トランプ・ジュニア氏、カイさんら(ロイター)

7月13日(米国時間)に米ペンシルベニア州の選挙集会で演説中、男に銃撃され負傷したトランプ前大統領(78)が17日(同)、ウィスコンシン州ミルウォーキーで行われている共和党大会に、3日連続で登場した。この日は、トランプ氏の長男で実業家のドナルド・トランプ・ジュニア氏(46)と娘のカイさん(17)が登壇し、トランプ氏をたたえる内容のスピーチを行った。

CNNなどによると、1日目、2日目に続いて、トランプ氏はこの日も会場のVIP席で党大会の様子を見守った。トランプ氏の孫娘カイさんに続いてスピーチしたトランプ・ジュニア氏は、父親の暗殺未遂事件に触れ「数日前に、あり得ないことが現実になった。愛国的な集会が悲劇になった。アメリカの歴史上、最も暗黒な1日になるところだった」とした上で、事件で犠牲になった男性消防士に触れ「アメリカンヒーローのご冥福を祈りたい」として、聴衆とともに名前を連呼した。

その上で、事件直後のトランプ氏が右耳から流血しながらもこぶしを突き上げ「ファイト」と、集会の聴衆に呼びかけたことを念頭に「父はライオンのような強い心を持っていることを、世界に見せつけた。米国とはどういうものかを見せたことにもなる」と、訴えた。「顔は血まみれでしたが父は立ち上がり、後ろには米国旗がはためいていた。その時、決して打ちのめすことができない強い精神を、世界は目の当たりにした。これが真のアメリカの精神だ」とも述べ、銃撃直後のトランプ氏がシークレットサービスに抱えられながら、星条旗をバックこぶしを突き上げる姿をとらえ、世界に配信されたAP通信カメラマンの写真についてもアピールした。

一方で、バイデン大統領(81)については「大統領を続けられるかどうか、健康状態について隠し、国境は安全だとうそをついた。次から次へと私の父についてもうそを並べたが、もう現実から目をそらすことはできない」と酷評。「米国は混乱状態だ。バイデンになって何もよくなっていない。責任を負わせられるのは米国民だ」「彼が得意なのは、私の父を訴追することだ」と、批判を続けた。

トランプ氏が笑みをまじえながら訴えに耳を傾ける中、トランプ・ジュニア氏が「(銃撃から)立ち上がった時、父は何と言ったか覚えていますか?『ファイト、ファイト』と言ったのです。私たちは戦うのです。1票を投じることで戦うのです」と聴衆をあおるように叫ぶと、場内は「ファイト」コールに包まれた。「『タフ』という言葉があるなら『トランプタフ』という言葉が生まれる。米国は『トランプタフ』なんです」とも呼びかけた。

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