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【王位戦】渡辺明九段1勝「千日手打開できたのは好条件」X投稿で明かした勝因の一手とは?

日刊スポーツ / 2024年7月18日 23時21分

先手番の第2局を制して1勝1敗としたい渡辺明九段(日本将棋連盟提供)

将棋の渡辺明九段(40)が18日、X(旧ツイッター)を更新。藤井聡太王位(竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖=21)に挑戦中の「伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦」7番勝負第2局(17、18の両日、北海道函館市「湯元 啄木亭」)で勝利したことについて言及した。

先手の渡辺が藤井を下し、シリーズ初白星を挙げ1勝1敗のタイに持ち込んだ。自身初となる王位挑戦でタイトル奪取を目指す。戦型は開幕局の指し直し局と同じ相掛かり。23手までは指し直し局とほぼ同じ進行となった。1日目は角交換を経て迎えた午後は長考合戦。2日目は難解な中盤戦が続いたが、渡辺が終盤にイッキの寄せで快勝した。

渡辺はXを通じ「23手目までは1局目と同じで28手目まではその時の感想戦で言及していたので、同じに進むのは珍しいですが、この辺りはそんなに差が付かないところかなと」と記述。続けて「目標が難しい将棋でしたが、指しかけのタイミングで少し整理できたのと、予想以上に△34銀が負担になっていて、▲74歩で千日手を打開できたのは先手にとって好条件でした」とつづった。

渡辺の投稿に対し「渡辺九段、完勝でしたね。難しい局面もありましたが、藤井7冠を完封でした。これほどスッキリ負けた藤井7冠を観る事できるとは思いませんでした。藤井7冠は負けると倍以上強くなるので次戦も頑張ってください。応援してます」「おめでとうございます。初の王位タイトル頑張ってください」「藤井七冠にこれだけ差を付けて勝てる人間がいるとは やはり天才VS天才です」などのエールが届いた。

2人は過去に5回タイトル戦でぶつかったが、いずれも藤井が制している。渡辺のここまでの藤井との対戦成績は4勝21敗だったが、対藤井戦の連敗を「3」でストップした。タイトル戦では昨年の名人戦第3局以来、431日ぶりの白星を挙げた。

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