英ヘンリー王子とメーガン妃 ８月の王室メンバーの集まりに招待されず

ヘンリー王子（左）とメーガン妃（2019年6月撮影）

英国のヘンリー王子（39）とメーガン妃（42）夫妻が、今夏も英王室メンバーが一堂に会するスコットランドのバルモラル城での休暇に出席しないことが分かった。英OK！誌など複数の英メディアが、8月の集まりに王子夫妻が招待されていないと伝えている。

チャールズ国王とカミラ王妃をはじめとする王室メンバーは、毎夏バルモラル城で休暇を過ごすのが恒例となっており、今年もウィリアム皇太子一家が参加予定だといわれている。今年は国王とキャサリン皇太子妃ががんと診断されて治療を受けるなど非常に困難な年になったことから、家族全員が集まってリラックスした時間を過ごし、前向きな姿勢を保つことに集中するため、確執のある王子夫妻は招待リストから外されたようだ。

チャールズ国王は、遠く離れて暮らす孫のアーチー王子とリリベット王女と一緒に過ごすことを望んでいるといわれているが、英エクスプレス紙によるとカミラ王妃がヘンリー王子との同席を嫌がったことから、みんなが納得できるよう王子一家の招待を見送ったと伝えている。

王子夫妻は、2020年に王室を離脱して以降、1度も夏の休暇に参加していないが、今年は国王と孫たちが過ごす時間を作るために家族のだんらんが終わってロンドンに戻る直前に単独でバルモラル城を訪れる可能性も残されているという。ただ、昨年も同様の話が出ていたものの実現しておらず、王室との緊張関係を顧みても王子一家がバルモラル城を訪れる可能性は非常に低いと情報筋は語っている。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）