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YOASOBIが都庁プロジェクションマッピングとコラボ パリ五輪開幕に合わせ上映へ

日刊スポーツ / 2024年7月19日 16時10分

小池百合子都知事(2024年7月撮影)

東京都の小池百合子知事は19日の定例会見で、さきの都知事選で議論の1つになった都庁舎の外壁を使ったプロジェクションマッピングをめぐり、人気音楽ユニットYOASOBIとコラボした映像と音楽を、新たなコンテンツとして上映すると発表した。

小池氏は「目玉は、世界的人気を誇るアーティストのYOASOBIと、コラボレーションした作品」とした上で、使用する楽曲は「NHKスポーツテーマ2024」にもなっている「舞台に立って」だとした。「(NHKの)パリのオリパラの放送でも使用されるということで、タイミングを合わせてパリと東京で、YOASOBIの音楽を楽しんでいただく」と述べた。映像は、国際的評価も高いトップクリエーターらが手がけたという。

パリ五輪が開幕する日本時間の7月26日の夜から上映を始めるとし「この夏、多くの方に、夜の東京を存分に楽しんでいただきたい」と述べた。

小池氏肝いりのプロジェクションマッピング事業は今年2月に始まり、4月からは、土日祝日にゴジラが都庁を襲撃するという内容のコンテンツが上映されている。一方、都知事選では、蓮舫前参院議員(56)が、関連事業を含め2年で48億円の予算が組まれていると指摘し内容の見直しを求めたほか、前安芸高田市長の石丸伸二氏(41)は候補者討論会で「全否定します」と、実施そのものに疑問を呈していた。

小池氏は会見で、現在のプロジェクションマッピングについて「(会場の都民広場への来場者が)1日で1万人を超えることもあり、来場者は国内外で計27万人を超えた。これまで都民広場には何もなかったが、付加価値を高め、無から有を生み、観光スポットになっている」と強調。インバウンドの回復により、昨年東京を訪れた外国人が2000万人に迫り、観光消費額が過去最高の2・8兆円になったとして「東京の多彩なポテンシャルを、観光資源として生かす。誘客することで経済活性化に結びつける絶好の機会を逃してはならない」と述べた。

「何もないところから新たな観光資源を生み出す努力を積み重ねていくことは、これからも大切だ」と、プロジェクションマッピング事業の意義も訴えた。

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