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小池百合子知事、石丸伸二氏のメデイア対応に関する質問受け「時には視野狭窄に」メディア論展開

日刊スポーツ / 2024年7月19日 16時25分

小池百合子都知事(2024年7月撮影)

東京都の小池百合子知事は19日の定例会見を行い、質疑応答の中で、さきの都知事選で戦い、小池氏に次ぐ165万票あまりを獲得した前安芸高田市長の石丸伸二氏(41)のメディア対応について、感想を求められるひと幕があった。

石丸氏が、一部メディアの取材に苦言を呈したり、批判を展開しているとして、記者が「話題になっている」とが指摘。その上で「知事はメディア戦略に定評がある。メディアと対峙(たいじ)する時に意識している点はあるか」と、小池氏に問うた。

テレビ東京の報道番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」初代メインキャスターを務めた小池氏は「私はもともとメディア出身ですし、現場は良く存じています」と述べ、キャスター時代の経験に触れながら「ネットメディアと地上波や紙(媒体)が違うのは、地上波や紙は編集権がメディア側にあるが、ネットメディアは自分の興味がある方をどんどん探していくところ。興味のあるところばかりにいくと、時には視野狭窄(きょうさく)に陥るのではないか。その点は、マスとネットの差が出てくる。バランスをどう保つのかは極めて重要な話」と、メディア論を展開した。

また「ネットは個人的な、根拠というよりイメージで発信される場合も多い。それだけに炎上したり、これまでにない形での広がりをみせてくる」「メディアの特質などをよく理解しながら、伝える側はやはり、分かりやすく伝えることが大切だ」と述べた。

都知事として「『伝わる広報』には、これかも心を配り(受け手に)届くようにしたい」とした上で、石丸氏を念頭に「メディア対応にはいろんな考えがあるんでしょうけど、私はとにかく、どうやって伝えていくか、ぜひとも伝わってほしいという熱意を込めてこれからもお伝えしたい」と口にした。メディア対応をめぐる石丸氏の手法については、触れなかった。

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