赤塚真人さん「お別れの会」生前のCM、落語などの映像を流して最後の別れ

「お別れの会」で赤塚真人さんをしのぶ水沢有美

今月4日に食道がんのために73歳で亡くなった俳優赤塚真人さんの「お別れの会」が19日、都内で行われた。

生前の赤塚さんと親交の深かった俳優森重義孝（54）が発起人。茨城県の医療施設で最期をみとった友人の女優水沢有美（72）らが参列した。赤塚さんが生前に出演していたテレビCMや番組、落語などの多くの映像を流した。

水沢のYouTubeチャンネル「水沢有美のI Love It！」（21年）の赤塚さんが自身の畑で大根を収穫する様子も放映。「大根役者が大根を作っています」という赤塚さんの冗談には、笑いも湧き起こった。

水沢はあいさつで「亡くなった4日に病室に駆けつけました。ベッドの足元のところにいたら、長女がオーストラリアからやってきて、その直後に亡くなりました。赤塚さんには感謝しかありません。心から大好きです」などとしのんだ。

赤塚さんは山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」など数多くの作品に出演。三枚目で誠実や人柄の役が定番だった。