和田アキ子、宮田笙子にかかったプレッシャー気遣う「過度に期待をかけすぎるというのもある」

和田アキ子（2023年5月撮影）

歌手和田アキ子（74）が21日、MCを務めるTBS系「アッコにおまかせ！」（日曜午前11時45分）に出演。体操女子で19歳の宮田笙子選手（順大）が飲酒、喫煙発覚によりパリオリンピック（五輪）代表を辞退した問題に言及した。

和田は「オリンピック出場を辞退させるのは厳しいという意見もあるけど、やっぱり法律で決まっている事だから、お酒もタバコも。高校野球でもあるじゃないですか、一生懸命甲子園目指してやってたけど、喫煙が見つかって出場取りやめ。ソロではなくグループというのは、一緒にやっている人間はそれに備えてやってきているから、こういう問題があると大変」とした。

19日に行われた、日本体操協会の記者会見に関しても取り上げ、「決まっちゃったんだから、次があるということに切り替えて。オリンピックだと4年後だけど、世界大会だとかいろいろあると思うんですけど。本人が一番反省していますから」とコメントした。

さらに会見で、代表の原田睦巳コーチが、宮田にかかっていたプレッシャーに言及したことも紹介。和田は「（周囲が）過度に期待をかけすぎるというのもあると思う。日本を代表するスポーツ。メダルを取れるか取れないか、みたいな。ものすごい軟らかい綿みたいなプレッシャーで。本当は本人に楽しませればいいんですよ。良い思い出だった、って。がんばってケガしないで帰ってきてね、ってそれぐらいの気持ちで。私も含めてですけど」と指摘した。

またスポーツライターの小林信也氏がVTRで出演し「宮田選手はどちらかというとヤンチャなタイプ」などと説明した。和田は「素行があんまり良くないっという感じで受け取れましたけど。脚力も良いとおっしゃってたから。残念ですね。自覚ですね、やっぱり」と語った。